自然の美味しさそのままに、ふっくらもちもち手作りおにぎり

「神戸米おにぎりと兵庫のおいしんぼ 水道筋店」実食レポ　神戸市灘区

「農家と都市住民をつなぐ小粋な神戸風・食スタイル」を提案する「Kobe Foo Style」が今年7月、阪急「王子公園」駅からすぐの水道筋商店街に「神戸米おにぎりと兵庫のおいしんぼ 水道筋店 」をオープン。その名の通り、神戸米の美味しいおにぎりと兵庫の特産品を購入できるお店を訪れました。


訪れたのは午前11時。朝からにぎわう水道筋商店街の一角にある「おにぎり屋さん」は、既に地元で人気の店。店頭には、定番の「塩にぎり」や季節の旬の具材を使用したおにぎりなど、型を使わず1つ1つ丁寧に手作りされた8種類のおにぎりが並びます。
（左）「塩にぎり」160円、（中）「梅にぎり」180円、（右）「塩にぎり+須磨海苔」170円
米は、神戸市西区の広大な敷地で育てられた「小池農園こめハウス」のヒノヒカリを使用。もっちりとした食感で冷めてもふっくらと美味しいヒノヒカリは、おにぎりにぴったり。基本となる米の味がしっかりしているので、具材がなくても美味しくいただけます。「塩にぎり」「塩にぎり+須磨海苔」はどちらも定番の人気商品。淡路の海水を40時間薪炊きして海の成分を凝縮した「おのころ雫塩」が、優しい塩味に仕上げてくれます。噛むごとに米本来の香りと甘みが感じられる、シンプルだけど奥深い美味しさです。
（左）「三彩米おにぎり」200円、（右）「とりめしおにぎり」250円
こちらも定番「三彩米おにぎり」は、赤穂市「あか穂の実り」の三彩米（赤米、黒米、緑米）を混ぜ込んだおにぎり。プチプチとした歯ごたえがクセになる三彩米は、ポリフェノールやミネラルが豊富。美容と健康に良さそうですね。また「とりめしおにぎり」は、「播州百日どり」がゴロゴロと入った多可町の「とりめしの具」を使用。ごぼうがふわっと香る具沢山のおにぎりです。
（左）おかずおにぎり「朝倉山椒ちりめんと高菜」、（中）おかずおにぎり「鮭と昆布と大根葉」、
（右）酢飯おにぎり「きゅうりとおあげと桜エビ」各250円
「おかずおにぎり」と「酢飯おにぎり」は、旬の食材を使った季節感たっぷりのおにぎり。夏には枝豆、オクラ、トウモロコシなどちょっと珍しい具材も。この日は、焼いた甘塩鮭をほぐして混ぜ込んだ「鮭と昆布と大根葉」、山椒の香りと甘いちりめんがアクセントの「朝倉山椒ちりめんと高菜」、ほんのり酸味が効いた「きゅうりとおあげと桜エビ」の酢飯おにぎり。どれも素材の味を活かした優しい味わいのおにぎりです。今後は秋の味覚のおにぎりも登場予定。楽しみですね。

おにぎりのほかに、県内各地から集められた特産品も販売。おにぎりに使用している米や塩はもちろん、朝採れ人参で作ったジュースや手作りジャム、調味料など、生産者こだわりの品々が並びます。

相生市で栽培された米ともち大豆を使用した味噌に柚子を加えた相生市特産品「ゆずみそ」は、甘さの中にもさわやかな柚子の風味が感じられる人気商品。ご飯だけでなく、焼きなすやおでんにも合うそう。これからの季節にあると便利な一品ですね。

また、赤穂の古代米発芽玄米100％の「もちもち玄米シート」は、ピザ生地のように具材をのせて焼くと、香ばしい玄米のピザが簡単に作れる優れもの！餅のようにしっかり膨らんで、中はもちもち耳はカリカリ、いつもとは一味違ったピザの風味が楽しめます。緊急事態宣言下の現在は休業していますが、系列店の「農カフェ」（神戸市灘区倉石通3-1-14）で、この玄米シートを使ったピザを味わうこともできます。
西神中央駅ショッピングセンター「Kobe Foo Style」
9月19日からは、西神中央駅ショッピングセンターの「Kobe Foo Style」でも、週4日（金・土・日・月曜）おにぎりを販売。地元農産物の美味しさをそのまま味わえる手作りおにぎり、毎日食べても飽きない美味しさです。

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