秋限定のマロンやキリクリームチーズ100%使用のケーキ
パティスリー「セクブブレ」がオープン 実食レポ 尼崎市
「阪急塚口駅」(尼崎市)の北口から徒歩3分の場所に、8月24日パティスリー「セクブブレ」がオープン!洋菓子店が少ないこちらエリアに朗報ですね。早速行ってきました。
改札を出てまっすぐ、三井住友銀行を越えて北側に進み、住宅街にさしかかる手前にお店を発見。おとぎ話の世界から飛び出してきたかのような白い壁の可愛らしい外観です。店名の「セクブブレ」には、フランス語で“あなたの欲しいもの”がここで見つかるよ。という意味が込められています。
同店は、1983年創業の洋菓子製造卸業「コムホワイト」(大阪府豊中市)が運営しています。ホテルやカフェ、機内食向けにケーキを卸してきましたが、2020年にはじめて工場直売を行った際に行列ができるほど大人気となり「一般のお客さまへもっと直接ケーキを届けたい」と実店舗を構えることとなりました。
毎日10時30分から、目玉商品の朝焼き菓子の販売を実施。オープンして1カ月頃までは午前中で売り切れていましたが、最近はお昼過ぎまで購入できることも多いようです。
朝焼き菓子は3種類用意。こちらは1番人気の「朝焼きアップルパイ」。表面がツヤツヤにコーティングされたアップルパイは、生地にアーモンドクリームとリンゴジャムを入れて焼かれています。レンジで温めなおすと、まるで焼きたてのようにサクサク・ホロホロの食感が楽しめますよ。
そのほか、伝統的なフランス菓子の製法で仕上げた「朝焼きカヌレ ボルドー」や、風味豊かなメープルを使って焼き上げた香り高い「朝焼きメープルフィナンシェ」も用意。どちらも甘すぎない味で、コーヒーや紅茶にあわせて堪能したい一品です。10月中旬から販売を再開します。
宝石のようにキラキラとしたケーキは、常時10種ほどショーケースに並びます。どれも店舗オリジナルのケーキで、品質の高い材料を使用しています。
同店に訪れてぜひ食べてほしいのが「ガトーフロマージュ」。フランス産のクリームチーズ「キリクリームチーズ」を100パーセント使ったニューヨークタイプのチーズケーキです。表面は香ばしく、フォークを入れるとケーキからじゅわっと音がします。くちどけがなめらかで、チーズのコクや酸味がストレートに感じられる大人のスイーツです。ワインにあわせてもいいかも。
シェフパティシエの田中氏は、2001年『キリクリームチーズコンテスト』で銀賞、2010年『BUKOクリームチーズコンテスト』で入賞を受賞しています。その経験をいかし、どちらかといえば大人にあうような上品なフランス菓子を手掛けています。
こちらは秋限定の「マロンタルト」。下から、クレームダマンド・マロンカスタード・生クリーム・マロンペースト、そのうえに栗の渋皮煮と栗の甘露煮がそえられています。
サクサクのタルトと栗やカスタードの甘みが口の中で広がり秋の味覚が堪能できます。
さらに、シェフパティシエの田中氏は、2017年度には、世界一のチョコレート職人を決める大会『ワールドチョコレートマスターズ』2018年日本国内最終予選大会出場者(全10人)に選出されています。チョコレートについて学んできたシェフパティシエだからこそ行き着いた、華やかな甘さやくちどけとともに広がるカカオの香りを感じてくださいね。
マドレーヌやフィナンシェ、ケーク オランジュ、バターカステラなど、焼き菓子も充実。別途料金(税込132円~)でピンクのBOXにも入れてもらえるので、ちょっとした手土産にも大活躍しそう!
店内に踏み入れると、お菓子の甘い香りや朝焼き菓子の香ばしい匂いにうっとり。空間にゆとりをもって商品が並べられているので、じっくり悩みながら買い物ができます。オーナー厳選のアンティーク風キャビネットにも心が惹かれますね。
近所の人だけでなく、お店の正面にコインパーキングがあるので遠方からも訪れやすい。商品については気軽に問い合わせもOK!幸せな優しい気持ちになれる街のケーキ屋さん。ぜひ足を運んでみてくださいね。
詳細情報
- 店舗
- パティスリー セクブブレ
(尼崎市塚口町1-15-15)
GoogleMapで探す - 営業時間
- 10:00~19:00
- 定休日
- 不定
- TEL
- 06-6415-8290
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