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築105年の古民家でゆっくり楽しむ本格台湾料理
台湾料理&台湾茶「Ryu Cafe」オープン 神戸市垂水区
JR・山陽塩屋駅から徒歩すぐ、商店街西側の小路に今年8月にオープンした「Ryu Cafe(リュウ カフェ)」。台湾料理&台湾茶が本格的に楽しめるお洒落な古民家カフェを訪れました。
昨年台湾から帰国した夫婦がオープンしたカフェは、築105年の古民家をリノベーションした、どこか懐かしさを感じさせるノスタルジックな雰囲気。丹波篠山の窯元に直接足を運び買い付けたという趣ある器で料理をいただくことができます。
台湾のリゾートホテルのレストランで研鑽を積んだシェフが作る台湾料理は、自家菜園で栽培した新鮮な野菜や神戸ポークなど地元の食材を使用、薬膳も取り入れた身体に優しい味わいです。
ランチは3種類。器にたっぷり盛られた「清熱粥(チンルーゾウ)」は、季節ごとに変わる具材と8種のトッピングが楽しめます。訪れた9月は、身体から余分な熱を取るとされる「緑豆」「ハト麦」と一緒に炊き上げた、夏にぴったりのお粥が登場。皮蛋(ピータン)、搾菜(ザーサイ)、腐乳など台湾料理ならではのトッピングと一緒にいただきます。ほかに、豚バラ肉を特製のたれで煮込んだ「魯肉飯(ルーローハン)」、ピリ辛のまぜそば「麻醤涼麺」(季節により変更あり)と本格的なメニューが味わえます。
台湾スイーツで外せないのが「豆花(トウファ)」。塩屋の老舗「田仲とうふ店」の豆乳を使ったこの豆花は、8種あるトッピングの中から3種、または5種が選べます。今回は、おすすめの5種をトッピングした「豆花5種」をいただきました。ジャスミンが香るあっさりとした甘さの冷たいシロップは、柔らかい豆乳との相性抜群!台湾で定番の「仙草ゼリー」や、美容に良いと言われるコリコリ食感の「白キクラゲ」、もちもちと弾力のあるさつまいもの「芋団子」など、食感の異なる珍しいトッピングが、最後の一口まで飽きさせない美味しさです。冬には甘酒のシロップの豆花も味わえるそう。冬の温かい豆花も楽しみです。
ランチの後や、スイーツと一緒にぜひ試してほしいのが「台灣茶」。好みの茶葉が選べるのはもちろん、茶器も選べます。器によってもお茶の味が違ってくるそうなので、茶器選びも重要です。オーダーすると、写真のような茶道具一式が運ばれてきます。淹れ方が分からないという人も心配無用。台湾出身のシェフの奥さんが、慣れた手つきでお茶を淹れてくれます。
それぞれの茶葉に最適なお湯の温度と蒸らし時間があるという台灣茶は、蒸らし時間を変えながら5煎目くらいまで楽しめるそうです。今回いただいたのは、台湾で人気の「鹿谷玉蘭花烏龍茶」。お湯を注ぐと茶葉の香りがフワッと花開き、日本茶とは一味違う香り高さを楽しめます。ほんのり甘い豆花と香り高い烏龍茶で、心と身体がホッと安らぐ心地よい時間を過ごせました。
今月末には2階席もオープンするという「Ryu Cafe」。現在はランチとカフェのみですが、ディナーも計画中。ここでしか味わえない本格的な台湾料理&スイーツ、淹れる楽しみも体験できる台灣茶を、心落ち着く空間で堪能してみるのはいかがでしょうか。ランチは11時30分のみ予約可能。予約はインスタグラムのDM、または直接お店へ。
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詳細情報
- 店舗
- Ryu Cafe(リュウ カフェ)
(神戸市垂水区塩屋町3-8-4)
GoogleMapで探す - 営業時間
- ランチ:11:30-14:00(L.O)
(11:30のみ予約可)
カフェ: 14:00-17:00 - 定休日
- 月曜、不定休