旅の醍醐味“ご当地駅弁”はおうちでゆっくり食べる時代に
淡路屋の期間限定店舗「駅弁市場」実食レポ 神戸市中央区
お弁当の「淡路屋」の新業態『駅弁市場』が、7月29日JR三ノ宮駅にオープンしています。早速行ってきました!
フラワーロード沿いのガード下にお店を発見!バスを降りる乗客など人が多く行き交う場所で、つい立ち止まってしまう気になるショップです。
神戸を中心に、全国のご当地駅弁が約18種類。美味しそうなお弁当がずらりと並ぶ光景に圧倒されてしまいます。がっつり食べたいときにぴったりのお肉系から、旬の食材を使った身体をいたわるメニュー、子どもや女性にも喜ばれるパンダがおにぎりになったお弁当まで、何を購入するか迷ってしまうラインナップです。
平日のお昼過ぎに訪問しましたが、売り切れもちらほら!土日限定販売の「但馬どりのからあげ弁当」も気になるな~。三宮一貫楼とのコラボ商品「神戸中華焼売弁当」もありますよ。各商品に番号が振り分けられているので、口頭で注文がしやすいですね。
そして単なる“駅弁屋”で終わらせないのが同店のすごいところ。各地で販売されている駅弁グッズも並んでいます。看板商品の「ひっぱりだこ飯」の蓋や、「ひっぱりだこの珈琲カップ」、これまでオンライン限定商品だった「ひっぱりだこのお猪口」の販売も。見ているだけでワクワクします。
各地の駅弁をプリントしたフリーサイズの「駅弁Tシャツ」は、マニアなら1着持っておきたいところ!それぞれの駅弁が描かれた箱に入っているので、プレゼントにも喜ばれそうですね。
こちらの「駅弁フィギュアコレクションガチャ」は、本来であれば東京でしか手に入らないレアものです。何が出るかはお楽しみ。集めて部屋に飾りたくなります。
お弁当のなかでも1番人気の「ひっぱりだこ飯」。1998年に神戸・明石と淡路島を結ぶ明石海峡大橋の開通を記念して、明石の味を手軽に味わってほしいと誕生しました。
存在感のある真だこのうま煮は、弾力のある歯ごたえで、噛むごとに旨みがあふれてきます。明石海峡の早い潮流にもまれて育ったため、足が短く、身が引き締まっていることから、このおいしさが生まれるようですよ。容器ごとレンジで温めてもOK!
そのほか、穴子のしぐれ煮やシイタケ、タケノコ、ニンジンなど具だくさん。ダシの甘さが引き立つ炊き込みご飯に絡めながら食べ進めると、下に「蛸天」(練りもの)が隠れていました。“後半具材が少なくなるとご飯が進まないので…”という細やかな配慮がなされ、最後まで飽きずに楽しめます。蛸漁に使用する蛸壺風の陶器は、洗って箸立てに、植木鉢に、ひっぱりだこの蓋とあわせて梅干しを漬けたりなど、食べたあとも活用できる優れものです。
パンダくろしお「Smile アドベンチャートレイン」の運行を記念してつくられた「パンダくろしお弁当」。愛らしいパンダちゃんの顔は、すべてスタッフの手作業で描かれているため、日によって違った表情が見られるかもしれませんよ!?耳が黒豆になっているところもチャーミングです。
パンダにちなみ、デザートには笹餅を。もっちりつるりとしたなめらかな舌触りで、冷やして食べるのもおすすめです。ほんのり甘いオムレツやスパゲティ、タコさんウインナーなども、子どもに喜ばれますね。
ショップで大人気のグッズ「ひっぱりだこのお猪口」。家飲みがより一層楽しくなりますね。500円と手ごろな価格なので、日本酒好きの家族や友人へのちょっとしたプレゼントにもぴったりです。
「老舗店だからこそ、時代の変化を恐れず新しいことにチャレンジしていきたい!」と新業態『駅弁市場』のオープンを決意。信頼関係を築いた全国各地の駅弁を手掛ける企業に直接オファーし、その思いに賛同した企業の駅弁が集まっています。今秋には「駅弁駅伝」と称して、各地の駅弁を順に販売するイベントも実施予定です。
コロナ渦で“駅弁”のありかたも変わりつつあり、おうちでゆっくりとご当地グルメを楽しむ時代なんだな~と感じさせてくれました。老若男女が訪れる同店は、1度行けば「つぎはあのお弁当も食べてみたい!」とやみつきになってしまいそうです。来年3月末(予定)までの期間限定店舗なので、オフィスでのランチに、家族へのお土産に、自分へのご褒美に、気軽に立ち寄ってみてくださいね。
詳細情報
- 営業期間
- 2021年7月29日(木)~2022年3月末(予定)
- 店舗
- 淡路屋「駅弁市場」
(神戸市中央区布引町4-1-1 JR三ノ宮駅改札区画)
GoogleMapで探す - 営業時間
- 7:00~19:00(年中無休)
- 電話番号
- 078-431-1682
(受付時間:8:30~17:30)
- この記事の地域の天気情報