美しい“ハナカマキリ”から、人気のイモムシベンチまで

伊丹市昆虫館『擬態〜自然のだまし絵〜』

伊丹市昆虫館（同市昆陽池）で現在、特別展『擬態〜自然のだまし絵〜』が開催されています。期間は10月4日まで。

海野（うんの）和男さんは、日本を代表する昆虫写真家の一人で、子ども向けの書籍も多数手がけています。今回の展示では、海野さんが長年撮り続けた擬態昆虫の写真を一堂に紹介するほか、枯れ葉そっくりな見た目のカレハカマキリを探すクイズ形式の展示も楽しめますよ。
この写真にはカレハカマキリの仲間が何匹も…
会場には、ランの花に似た姿が美しいハナカマキリや、木の幹そっくりのキノハダカマキリといった外国の擬態カマキリ、日本の擬態昆虫の生きている姿を見ることもできるとのこと。自然の中では探すのも難しい珍しい昆虫に、子どもだけでなく大人までワクワクしてしまいそうですね。そのほか、学芸員オススメの擬態昆虫を標本で紹介する「学芸員の推し虫（擬態編）コーナー」や、思わずSNSに投稿したくなる“座れる巨大イモムシ模型”イモムシベンチなど、楽しい企画が目白押しですよ。

なお、新型コロナウイルス感染症予防対策として、混在が予想される土日祝日とお盆期間は館内での滞在時間が60分に制限されていますので、予定を立てる際にはご注意を。

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