夏限定！いちご5～7粒を使った濃厚なふわふわかき氷

「ささはら菜園 摘みたて苺直売所」完熟いちごのかき氷　実食レポ 尼崎市

尼崎市のJR猪名寺駅から徒歩10分のところにある「ささはら菜園 摘みたて苺直売所」では、今年7月より完熟いちごのかき氷を販売しています。早速食べに行ってきました！

閑静な住宅街に突如現れる、オーナー手書きの大きな看板が目印です。

青い空の下で風になびく「氷あります」ののぼり旗が夏らしくて心が高まります。数台分の駐車スペースがあるので、車での来店も安心！満車の場合でも近くに有料駐車場がありますよ。

扉を開くと、どこか懐かしい景色が。物置きとして使っていた納屋をリノベーションした味のある空間に、廃校になった小学校からもらってきた椅子が配置され、なんとも乙な雰囲気が漂います。

喫茶メニューの「完熟イチゴのかき氷」をオーダー！シーズン中に同園で採れたいちご“べにほっぺ”にミルクなどを加えて味つけしながらジューサーに。液状になったものを凍らせてかき氷として使用しています。

かき氷機にセッティング。一人前につき、150～200グラムのいちご（大きめのもので5～7粒）がたっぷり使われています。
完熟いちごのかき氷（税込540円）
あっという間にできあがり！肉眼でもいちごの果実がたっぷり感じられます。口に入れると、ふわっふわで滑らかな舌触りにつぶつぶの食感が。甘さと酸味のバランスがちょうどいい“べにほっぺ”の味が、薄まることなくそのまま詰まっています。溶けにくい削り方なので最後まで氷の状態で楽しめました。外は30度超えの夏日でしたが身体が一気に涼しくなりますね。

かき氷はテイクアウトも可能です。地域の小学生や主婦、年配の方、市外から車で訪れるカップルまで幅広く利用されているよう。シンプルな味なので何度でも食べたくなります。

そして、これだけでは終わらないのが同園のすごいところ！かき氷を注文した人限定、プラス150円で“朝採り夏野菜詰め放題”にチャレンジできます。別に構える畑で採れる、シシトウ・ピーマン・ナス・オクラを袋に入るだけ持ち帰りが可能。
提供：ささはら菜園
「ほとんどの方が購入されます。皆さま十分元が取れますよ」とオーナー。これらを使ってカレーにサラダにラタトゥイユに‥帰宅したあともわくわくが続きます。

オーナーの笹原さんは、大学卒業後に神戸市北区の生産農家で3年間修業を積み、祖父の農地を引き継いで26歳という若さで2019年12月に開園しました。ビニールハウスは4連棟構えています。
提供：ささはら菜園　販売は冬～春の期間限定
シーズン中は朝10時より朝摘みいちごを販売中。スーパーのいちごに並べられているものに比べると、倍くらいの大きさです。なかには普段お店では出回らないB級品やジャム用イチゴがお値打ち価格で売ってることも。販売期間は同園のインスタグラムで確認してくださいね。
美味しいいちごを作るためには苗づくりも重要です
現在はビニールハウスで苗づくり中。夏はかき氷の提供、秋はいちごの栽培に集中し、今年12月頃からいちごの直売販売も再開！例年通り“べにほっぺ”や“かおり野”に加え、来季から“あきひめ”も登場予定！あきひめは、つぶが大きくて酸味が全くなくとにかく甘いのが特徴。万人受けする食べやすいいちごです。
提供：ささはら菜園
かびによって引き起こされる炭疽病（たんそびょう）などの病気を防ぐべく、水の量・温度管理・風の調整・木の剪定など、いちごづくりには細やかな配慮が欠かせません。一粒一粒に栄養が行き渡るようゆとりをもって育てることで、大きくて艶のあるいちごを完成させています。

紹介した「完熟イチゴのかき氷」は、ストックしてあるいちごの氷がなくなり次第終了！お盆明けくらいまでの訪問をおすすめします。都心部にいながらフレッシュないちごが堪能できる、穴場的スポットです。2年連続中止となった同園のいちご狩りも、世の中が落ち着いていて来年の春は開催されるといいな～。

詳細情報