地下に眠る、尼崎城の姿とは？

尼崎市立歴史博物館『尼崎城を掘る』尼崎市

尼崎市立歴史博物館（尼崎市）で7月10日から企画展『尼崎城を掘る』を開催。9月5日まで。
尼崎城
同展では、尼崎城跡の発掘調査成果をもとに、地下に残る尼崎城の姿を紹介。元和4（1618）年、尼崎藩主戸田氏鉄によって築城された尼崎城は江戸時代尼崎の藩政を司る重要な拠点であり、大坂城の西の守りとして約250年もの間その役割を果たしてきましたが、明治6（1873）年に廃城令が出され、建物、石垣、堀と徐々にその姿を消していきました。

現在では地上に城の様相を見ることはできませんが、記憶にも新しい平成31（2019）年に尼崎城天守が旧尼崎城西三の丸の地に再建され、新たな市のシンボルとしてその存在感を示しています。

企画展では、これまでに行われた尼崎城跡での発掘調査成果をもとに、出土資料、写真パネル、絵図資料などで、地下に残る尼崎城の姿に迫ります。

7月18日、8月1日、8月29日には展示解説、7月14日には水曜歴史講座「尼崎城を掘る」（7月5日より受付開始）も行われる予定です。

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