ひとくちたべると笑顔になれる、工場直送のパン
パンとコーヒーとジュースの停留所「そのまま。」実食レポ 尼崎市
尼崎市の阪神杭瀬駅から徒歩5分、園田橋線沿いに昨年10月にオープンした“パンとコーヒーとジュースの停留所”「そのまま。」。看板商品の「そのまま棒」など実際に食べてきたのでご紹介します。
杭瀬といえば、下町情緒あふれる古き良きスポット。そんなエリアにひときわ目立つレトロ可愛い建物を発見!
バスの停留所風の一角。絵本の世界へ紛れ込んだようなファンタジーな空間です。同店は、レストラン卸のパンを製造している大阪の工場「モリパン」が母体となります。毎朝工場で作られたパンが同店へ届き、それぞれのお客様の家庭へ運ばれる、その様子がまるで“バス”のようだと、こういった外観に仕上げられました。
暖簾をくぐると、中央のラックにパンが約20種類、食パンが3種類、冷蔵ショーケースにはたまごサンドやマリトッツォが並んでいます。
ほうじ茶あんぱんや、パンオショコラ、りんごクリームチーズなど甘い系の菓子パンから、ウインナーロールやベーコンポテトなど食べ応えのある惣菜パンまで幅広くそろいます。どんな世代の方でも食べやすいラインナップ。
食パンは、1番人気の湯だねもっちり食感「上もり食パン」、ふわふわ食感でお買い得の「そのまま食パン」、生クリームをたっぷり使ったしっとり「特上食パン」の3種類。好みの枚数にスライスしてくれます。
こちらが看板商品の「そのまま棒」。懐かしいね!と言って買っていかれる年配の方や、1本100円~なのでお小遣いを握りしめて訪れる子どもまで幅広い層に愛されている一品です。
左から、ウインナー・きなこ・シナモン・キャラメル・プレーン・カスタードの6種類です。外はクロワッサン生地でカリっと、中は弾力がありもっちりとした噛み応えのある食感です。
パン生地をぐるぐると巻いた形にして、発酵器で1時間ほど寝かせます。専用の機械に入れて3分ほどプレスしながら焼きます。
こんがり焼きあがりました!バターの良い香りが漂います。
アツアツのうちにそれぞれのフレーバーをまぶして、ラッピングするとできあがり!タイミングによっては、焼きたてが食べられることもありますよ。
杭瀬という土地柄から生まれた親しみやすい「そのまま棒」。外観のバス停と一緒に撮るとサマになります。片手でぱくっと食べられるので、バタバタしているときの朝ごはんに、車でのおでかけに、サイクリングの休憩に‥など、いつでもどこでも活躍しそうですね。フレーバーの味がしっかり効いているので、食べ応えも十分ありました。
いろんな種類をカットして、みんなでシェアしながら食べるのも楽しそう!カスタードは溶けやすいので冷蔵ショーケースのなかにあります。
マリトッツォは、プレーン・いちご・ピスタチオの3種類。写真のいちごは、マスカルポーネを含ませたしっとりクリームにいちごの果肉をたっぷりと織り交ぜ、ほどよい酸みと甘みが絡んだ優しい味。ブリオッシュのパンは小麦やバターの香りが漂い、あっさりと最後まで飽きずに堪能できました。
ドリンクだけの購入もOK!大阪の心斎橋にある「タソガレコーヒースタンド」の豆を使ったカフェオレ(エチオピア or グァテマラ)がおすすめ。ビターな味で同店の甘いパンにもよくあいます。そのほか、レモネードやクリームソーダなど夏にうれしいドリンクも用意。店名「そのまま。」の可愛らしいロゴは、スタッフのお子さんが手書きで書かれた文字がもとになってデザインされたそうですよ。なんだかほっこりしますね。
“どんな人でもモリパンを食べている間は笑顔になってほしい”“美味しい笑顔を「そのまま。」で”という想いから店頭販売をスタート。働かれているスタッフは全員主婦。家事や子育てをしながらスタッフ自身も楽しく笑顔でパンを届けています。そんなコンセプトゆえの親しみやすい接客やアットホームな空間も何度でも通いたくなる同店の魅力のひとつです。
詳細情報
- 店名
- そのまま。
(尼崎市杭瀬北新町2-1-1)
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- 8:00~17:00(売切次第終了)
※感染予防のため入店制限しています(上限3人まで) - 定休日
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