第二次世界大戦後のアメリカ文化に大きな影響を与えた小説家

ジャック・ケルアック『オン・ザ・ロード』とビート・ジェネレーション展

BBプラザ美術館（神戸市灘区）で7月3日から、「ジャック・ケルアック『オン・ザ・ロード』とビート・ジェネレーション　書物からみるカウンターカルチャーの系譜」展が開催されます。
ジャック・ケルアック（アレン・ギンズバーグ撮影）
Courtesy of Allen Ginsberg Trust
第二次世界大戦後のアメリカ文化に大きな影響を与えた小説家・詩人ジャック・ケルアック（1922-1969）。同展では、ジャック・ケルアックとその周辺のビート・ジェネレーションと呼ばれる作家たちに焦点を当て、ケルアックの全著書の初版本やビート作家たちの旧蔵本、日本のカウンターカルチャー黎明期のミニコミ誌まで、初公開の資料を含む300余点を出品し、その魅力に迫ります。

展示は４つのセクションに分類し、ジャック・ケルアックの全著作の初版本及び資料、ビート・ジェネレーション作家の稀覯本、シティライツ書店とリトルマガジン、ゲーリー・スナイダーと日本のビート・ジェネレーションの順に紹介されます。また、ケルアック エステートとジム・アーセー コレクションの協力のもと、ジャック・ケルアックがタイプライターで21日間打ち続けて書き上げたといわれる『On the Road』のスクロール原稿（全⾧約36ｍ）も印刷再現して公開されるそうですよ。

期間中にはギャラリートークやシンポジウムといった関連イベントも開催予定。

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