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西洋の技術に、和の表現を調和
姫路市書写の里・美術工芸館『播磨の工芸紹介-青野武市のガラス工芸-』
姫路市書写の里・美術工芸館(同市書写)で6月12日、企画展『播磨の工芸紹介-青野武市のガラス工芸-』が始まります。姫路出身の工芸作家・青野武市さんの作品を紹介する企画展で、グラヴィールと呼ばれるヨーロッパの技術と日本的な和の表現とが見事に調和した美しい作品の魅力を堪能することができます。6月27日まで。
青野さんは現在の姫路市船津町に生まれ、県立姫路工業学校(現 県立姫路工業高等学校)工芸図案科を卒業しました。ガラスの表面に円盤状のグラインダーをあてて微妙な装飾を施すグラヴィールの技術力や、優れたデッサン力、造形が高く評価され、ガラス工芸界に名を馳せたといいます。同展は、青野さんの生誕100年および、会期中の6月22日に命日を迎える没後10年の節目に企画されました。「元々はヨーロッパから輸入されたガラスであっても、日本人でなくては作れない作品を作りたい」と考えた青野さんが、西洋の技術を用いて日本人の風土と感性に根ざしたテーマを表現した作品29点が一堂に会します。
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詳細情報
- 開催期間
- 2021年6月12日(土)~27日(日)
- 時間
- 10:00~17:00
※入館は16:30まで - 場所
- 姫路市書写の里・美術工芸館
(姫路市書写1223番地)
GoogleMapで探す - 休館日
- 月曜日
※祝日の場合は翌日 - 入館料
- 一般310円、大学・高校生210円、中学・小学生50円
- 問い合わせ
- 姫路市書写の里・美術工芸館
TEL 079-267-0301
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