サクふわの「パスカード」が楽しめるフレンチデリ専門店

「samo料理店」 EKIZO神戸三宮に期間限定出店

フランス中南部オーヴェルニュ地方の郷土料理「Pascade（パスカード）」を知っていますか？EKIZO神戸三宮地下1階、阪急オアシスキッチン＆マーケットに７月末まで出店中の「samo料理店」では、日本では珍しいパスカードを中心としたフレンチデリが楽しめます。


パスカードとは、器状に焼かれたふわっとした厚めの生地のこと。中に好きな具材を入れていただきます。見た目はキッシュに似ていますが、生地に具材を流し込んで焼くキッシュとは違い、パスカードは焼きあがった生地に料理を合わせます。

「samo料理店」では、大小2種類のパスカードを用意。「大」（250円）は直径13㎝ほどで、中に料理を入れたらこれ1つでランチに十分な大きさ。「小」（80円）はその半分ほどの大きさで、いろいろな具材を楽しみたい人におすすめです。パイとブリオッシュの間のようなサクふわの新食感と、ほんのり甘くて軽い口当たりが、どんな料理やデザートにも合うように作られています。

そんな生地に合わせるフレンチデリは5種類から選べます。「淡路産玉ねぎと和牛すじ肉のアッシェ・パルマンティエ」は、牛すじ肉の煮込みとマッシュポテトを重ねて焼き上げたフランス家庭の味。ごぼうの香りと食感がアクセントの一番人気商品です。淡路鶏をクリームで煮込んだ「フリカッセ」や、明石産の魚介をグリルした「漁師風マリネ」など、ひと手間かけたお洒落な料理が味わえます。パスカードとフレンチデリのセット（大900円、小300円）でも、フレンチデリ単品でも購入できます。

食後に楽しめるスイーツ系のパスカード（小）も販売。フォンダンショコラ（230円）やチーズケーキ（230円）など、いつもの食感とは少し違うパスカードのケーキが味わえます。

パスカードのほかにも、ホクホクのレンコンと、トマトが効いた鴨ミンチの赤ワイン煮込みをパイで包んだ「鴨とレンコンのパイ包み焼き」や「田舎風パテ」など、アラカルトが種類豊富。家でワインと一緒にいただくのにちょうどいいですね。現在はテイクアウト以外に、キッチン＆マーケットの約20席のイートインコーナーを利用することもできます（平日午前10時～午後8時、土・日曜、祝日は利用不可）。

阪急オアシスでは神戸市と連携して、神戸で飲食店の開業を目指す料理人を支援。選考会で選ばれた料理人のみ、キッチン＆マーケットのブースで3カ月間腕を振るうことができます。このコンペティションを勝ち抜いた「samo料理店」は、残念ながら７月末までの出店ですが、8月からは新たな店が登場します。今後、元町周辺に店舗を構える予定という「samo料理店」にも注目ですが、今後のキッチン＆マーケットも要チェックですね！※価格は、テイクアウト時の税込み価格。

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