メモで伝える非接触スタイルなパン屋さん
ニューノーマルな「Side field Bread(サイドフィールドブレッド)」実食レポ 神戸市灘区
昨年11月に新しい生活様式にぴったりな販売方式を取り入れたパン屋さんが、JR灘駅・阪神岩屋駅からすぐのところにオープンしました。今ではすっかり「まちのパン屋さん」的存在になっているんですよ。非接触なパンの買い方がとても気になったので体験してきました。
ナチュラルな山小屋風の店構えは、入り口に扉のないオープンなスタイルで気軽に買うことができるんです。立ち止まった瞬間から、目の前のショーケースに並ぶ数々のパンに釘付けになってしまいますよ。
ハード系をメインに惣菜パン、スイーツ系パンなどなど、毎日70種ほどのパンが焼きあがるそうです。
まずショーケースのパンをじっくり見ながら、購入したいパンの番号と個数をメモに記入します。実はこの方法って、買い物する人の気持ちにとても寄り添ってくれているんですよ。
ゆっくり選びたい人はじっくりあれこれ悩みながらチョイスできるし、急いでいる時にはササッとパンの番号を書けばOK。トングをもってパンに触ることもないし、安心安全に自分のペースで楽しく買えるんです。
もちろんパンのことを尋ねたい時は、直接お店の人に聞くこともできますよ。注文が決まれば名前を書いてオーダーポストにポンと入れるだけ。あとはレジで呼ばれるのを待つだけです。
ガラス越しの買い物なのに、手書きのオーダーメモでつながっているという面白さを感じるかも。
豊富なパンもお昼過ぎには少なくなっていくので、たくさんの中から選びたい時やお気に入りが買いたい時は、午前中がおすすめですよ。季節によっても種類は変わるので、行ってみてのお楽しみです。
ぽってり白い帽子をかぶっているみたいな「シナモンロール」は、クリームチーズのまったり濃厚な味とシナモン風味がベストマッチです。甘ったるくない大人のシナモンロールって感じですよ。
片手でパクッと食べることができる「クロックムッシュ」は、ロースハム&ホワイトソースに焼きチーズが食欲そそります。ランチにも忙しい時間の合間に食べるのにも便利。
見た目がシンプルすぎてスルーしてしまいそうな「特製生あんぱん」。「食べたらおいしいんですよ」と、お店の人の魅力的な言葉にひかれて購入。たしかに!粒あんとホイップクリームの最強コンビは、食べたらおいしすぎました(笑)。
「非接触」ってどこかクールなイメージを想像してしまいますよね。でもここには、メモをポストにポンって入れる「遊び心」、レジで名前を呼んでもらう妙な「新鮮さ」、触らずじっくり眺められる「安心感」など、人のぬくもりを感じる工夫がたくさん詰め込まれているパン屋さんなんです。
※お知らせは公式インスタグラムでご確認ください。
詳細情報
- 店舗
- サイドフィールドブレッド (Side field Bread)
神戸市灘区 岩屋北町 5-2-21-101
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営業時間 8:00~18:30
定休日 日曜日、月曜日
営業時間・定休日は変更となる場合があります。
※食パンのみ予約可能です。必ず前日までにお願いします
- アクセス
- JR灘駅、阪神電車岩屋駅より徒歩2分
- 問い合わせ
- 078-585-8240
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