リアルの恐怖とフェイクの快楽

映画『SNS-少女たちの10日間-』元町映画館で上映

現代の子どもたちが直面する危険をありのまま映し出した恐るべき禁断のリアリティーショー『SNS-少女たちの10日間-』が4月23日より公開されます。兵庫では元町映画館（神戸市中央区）にて5月15日より上映。
©︎2020 Hypermarket Film, Czech Television, Peter Kerekes, Radio and Television of Slovakia,
Helium Film All Rights Reserved.
チェコのインターネットにおいて衝撃な方法で虐待されている子供たちが急増しているという事実に注目させる為の動画として、幼い顔立ちの3名の女優が“12歳女子”という設定で巨大な撮影スタジオに作られた子ども部屋でSNSを通じて“友達募集”をする…。すると10日間で2,458名もの成人男性がコンタクトをとり、卑劣な誘いを仕掛けてきたのです。撮影されているとは気付かず、未成年に対する容赦ない欲望の行動は徐々にエスカレートしていき…。

2人の監督はこの一連の現象を短い動画だけではなく、独立した長編ドキュメンタリーとして製作すべきだと決意。本国チェコで公開されると、SNSと常に接するジェネレーションZ世代やその親たちに恐怖と共に迎えられ、ドキュメンタリーとしては異例の大ヒットを記録しました。児童への性的搾取の実態を描いた映像として、チェコ警察から刑事手続きのための映像としても要求されたそう。実際の犯罪の証拠として警察を動かした問題作がいよいよ日本公開となります。

詳細情報