連節バスに乗って神戸のウォーターフロントに出かけよう

神姫バス　Port Loop（ポートループ）乗車レポ　神戸市中央区

今年の4月に神戸の海側を走り始めたポートループは、開始からしばらくして新型コロナウイルス感染拡大の影響で運休していましたが、現在は運転を再開しています。さわやかな海辺をイメージした青と白の長い車体で、カッコよくウォーターフロントを走っています。

全長18メートルで大型バスの1.5倍ほどの長い車体。三宮とウォーターフロントを周回するコースのため、バスのロゴマーク「Ｐ」の文字が、ぐるりと回っているようなデザインになっています。ドアは３カ所で、後ろ2つのドアのどちらからでも乗車できます。一番前のドアから降りてくださいね。バス席としては珍しく向かい合って座る4人席もあります。ここに逆向きで座ると、不思議に流れていくような景色が楽しめます。
写真はバス後方の席からの眺め。向かい合う4人席あり
始発駅は「神戸阪急前」。フラワーロードを南へ走り神戸税関方面に向かいます。今まで行くのに少し不便だった「KIITO」にも、ちょうど前で止まるバス停ができて便利です。「新港町」のバス停は、この秋オープンの「神戸ポートミュージアム」に行くときに、乗り降りする人が増えそうですね。
期間限定「新港町」バス停のアート
現在建設中のマンション等が出来上がるまでの限定になりそうですが、バス停前には、おしゃれかわいい神戸のウォールアートも今だけ楽しめますよ。バスを待つ時間に思わず撮影しちゃいそう。

「ポートタワー前」「ハーバーランド」も回るこのバスは、快適な乗り心地で一回の乗車料金は神戸市バスと同じ大人210円です。
ポートタワー前バス停はポップなアートが楽しすぎ！
アプリをダウンロードして使う1日乗車券は、500円で何度も乗り降り可能です。その上施設での割引やプレゼントの特典も受けられる楽しみもいっぱい！

ぐるぐる乗っているだけでもOKですが、必ず「神戸阪急前」では一度降車してくださいね。連節バス感をより実感できる後ろの車両に座ると、右折左折、カーブ時に前方車両が先に曲がっていくのを窓から確認できます。長いバスなんだな～って感じられる瞬間ですよ。
ポートタワー前バス停付近のカーブ。ゆっくり曲がっていく前車両が見える
ちなみにこの日の筆者、楽しい大人の遠足のような気分で、ポートループを乗り降りしながら2周半乗りました。メリケンパークオリエンタルホテル前のカーブをゆっくり回るときは、何度もワクワクしました（笑）。
ポートループで懐かしさと新しさを感じる港町をぶらり歩き
この夏、バスに揺られて神戸の海側ルートを巡ったら、いつもの街の景色がちょっと違って見えるかもしれないです。

※連節バスの動きや景色は、運転中立ちあがったり動いたりせず、静かに座って楽しんでくださいね。

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