練習帆船「海王丸」が神戸港に寄港　神戸市中央区

　大型練習帆船「海王丸」が10月24日、神戸市中央区の新港第1突堤に入港する。出港は28日。

　同船には広島商船高等専門学校や宮古海上技術短期大学校の実習生ら約170人が乗船しており、10月1日に東京で乗船後、石巻・神戸・名古屋などを経て東京帰港までの約2ヵ月、国内沿岸での航海訓練を行うという。

　神戸市港務艇による出迎えや神戸市消防音楽隊による歓迎演奏、入港セレモニーなどに加え、停泊期間中は船体に電飾が施され、夜間のライトアップも実施。また、28日の出港時には実習生全員が白い実習服・黄色高所作業帽子に身を包み、帆船最高の儀礼といわれる登檣礼（とうしょうれい）なども見られる。

　同船が停泊する新港第１突堤は立入禁止区域だが、入出港時には特別開放される。

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