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目の前にある事実を信じるな―
映画『聖なる犯罪者』
過去を偽り聖職者として生きる男の運命を描く実話をもとにした衝撃のストーリー『聖なる犯罪者』が2月5日よりシネ・リーブル神戸(神戸市中央区)にて公開されます。
2019年ヴェネチア国際映画祭内のヴェニス・デイズ部門でプレミア上映された本作は、その後トロント国際映画祭ほか世界中の映画祭で上映され数多くの賞を獲得。ポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』やペドロ・アルモドバル監督『ペイン・アンド・グローリー』と肩を並べて第92回アカデミー賞®国際長編映画賞にも見事ノミネートされた注目作です。
バルトシュ・ビィエレニアを主演に迎え、本作が3作目となるポーランド出身のヤン・コマサ監督がメガホンを取ります。今ポーランド映画界を牽引する気鋭監督と若手俳優による渾身の衝撃作がいよいよ日本で公開されます。
<ストーリー>少年院で出会った神父の影響で熱心なキリスト教徒となった20歳の青年ダニエル(バルトシュ・ビィエレニア)は、前科者は聖職者になれないと知りながらも、神父になることを夢見ていた。仮釈放が決まったダニエルは少年院から遠く離れた田舎の製材所に就職することに。製材所への道中、偶然立ち寄った教会で出会った少女マルタに「司祭だ」と冗談を言うが、新任の司祭と勘違いされそのまま司祭の代わりを任されてしまう。司祭らしからぬ言動や行動をするダニエルに村人たちは戸惑うが、若者たちとも交流し親しみやすい司祭として人々の信頼を得ていく。一年前、この村で7人もの命を奪った凄惨な事故があったことを知ったダニエルは、この事故が村人たちに与えた深い傷を知る。残された家族を癒してあげたいと模索するダニエルの元に、同じ少年院にいた男が現れ事態は思わぬ方向へと転がりだす…。
詳細情報
- 公開日
- 2021年2月5日(金)[R18+]
※その他地域では2021年1月15日より順次上映 - 監督
- ヤン・コマサ
- 脚本
- マテウシュ・パツェビチュ
- 出演
- バルトシュ・ビィエレニア、アレクサンドラ・コニェチュナ、エリーザ・リチェムブル、トマシュ・ジィェンテク
- 配給
- ハーク
- 劇場(兵庫)
- シネ・リーブル神戸
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