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短歌史に刻んだ21年の生涯を探る

姫路文学館『没後60年記念 歌人 岸上大作展』姫路市

神崎郡福崎町に生まれ、21歳の若さで自らの命を絶った歌人、岸上大作の企画展『没後60年記念 歌人 岸上大作展』が姫路文学館で開催されています。期間は来年3月21日まで。
姫路文学館『没後60年記念 歌人 岸上大作展』姫路市 [画像]
安保闘争を詠んだ連作『意志表示』により、新人賞に推薦され、学生歌人として一躍注目された矢先、失恋を理由に自らの命を絶った岸上大作。当時、安保闘争に参加した多くの若者たちのひとりであった岸上は、そのためらいと高揚感を短歌に詠みこんだ夭折の歌人として、そして昭和の青春のひとつの象徴として読み継がれ、その作品は教科書にも採用されています。
『意志表示』(昭和36年/白玉書房刊)
亡くなった翌年、友人らの手によって刊行された遺作集 『意志表示』(昭和36年/白玉書房刊)
亡くなった翌年、友人らの手によって刊行された遺作集

絶筆「ぼくのためのノート」 絶筆「ぼくのためのノート」
同館では、ご遺族、また親友であった故高瀬隆和氏が長年にわたって大切に保存されてきた資料を受け継ぎ収蔵。死の7時間前から直前まで書き続けられた200字詰原稿用紙53枚にわたる絶筆「ぼくのためのノート」や、「挽歌」などと彫りこみがされた高校時代の机などが展示されており、どのように多感な少年がいかに文学と出会い、文学を信じ、かたくななまでの信念に殉じていったのか、その21年の歩みを一堂に展観できます。
「挽歌」などと彫りこみがされた高校時代の机 「挽歌」などと彫りこみがされた高校時代の机
また3月14日には、舞台「辺境―どこまでいっても」を上演。岸上の絶筆「ぼくのためのノート」を主軸に、その作品世界と作品に触れた女性たちの物語をリミックスした内容です。午前の部と午後の部の2回公演で、定員は50名、応募者多数の場合は抽選です。申し込みはこちらから。
大学時代の日記 大学時代の日記
姫路文学館『没後60年記念 歌人 岸上大作展』姫路市 [画像]

詳細情報

期間
2020年12月5日(土)~2021年3月21日(日)
場所
姫路文学館 北館
姫路市山野井町84番地
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開館時間
10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日
月曜日(ただし1月11日は開館)、年末年始12月25日(金)~1月5日(火)、1月12日(火)、2月12日(金)、2月24日(水)
観覧料
一般310円、大学・高校生210円、中学・小学生100円
TEL
079-293-8228
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Kiss PRESS編集部:中嶋

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