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やっぱり、愛がなくっちゃね。
映画『ホモ・サピエンスの涙』
スウェーデンの巨匠ロイ・アンダーソンが手がける、時代も年齢も異なる人々が織りなす悲喜劇『ホモ・サピエンスの涙』が11月20日より公開されます。
前作『さよなら、人類』でヴェネチア国際映画祭の金獅子賞(グランプリ)に輝き、さらに5年ぶりに発表した本作でも同映画祭で最優秀監督賞受賞という快挙を果たしました。構図・色彩・美術と細部まで計算し尽くし、全33シーンすべてをワンシーンワンカットで撮影。実在の名画の数々からインスパイアされた美術品のような贅沢な映像にのせて『千夜一夜物語』の語り手を彷彿とさせるナレーションが物語へと誘います。
この世に絶望し、信じるものを失った牧師、戦禍に見舞われた街を上空から眺めるカップル、これから愛に出会う青年、陽気な音楽にあわせて踊るティーンエイジャー…幸せはほんの一瞬でも、永遠に心に残り続ける―。人類には愛や希望があるからこそ、悲劇に負けずに生きていける―。悲しみと喜びを繰り返してきた不器用で愛おしい人類の姿を万華鏡のように映したアンダーソン監督渾身の傑作です。
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詳細情報
- 公開日
- 2020年11月20日(金)
- 監督・脚本
- ロイ・アンダーソン
- 出演
- マッティン・サーネル、イェッシカ・ロウトハンデル、タティアーナ・デローナイ、アンデシュ・ヘルストルム ほか
- 配給
- ビターズ・エンド
- 劇場(兵庫)
- シネ・リーブル神戸
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