これまでと違った視点で身近な環境をみてみよう

兵庫県立人と自然の博物館『落語の環境学「風の神送り」－地域社会での疫病対策を考える－』

兵庫県立人と自然の博物館（三田市）で12月13日、ひとはくセミナー『落語の環境学「風の神送り」－地域社会での疫病対策を考える－』が開催されます。

落語の演目には、実在する地名や出来事、風習、伝統行事などが登場し、その中には、美しい名所の風景、自然や動物とのかかわり、コミュニティにおける人間関係など、今は見ることのできなくなったかつての日本人の暮らし方や環境観、倫理観をみてとることができます。

本セミナーでは、桂九雀さんによる落語「風の神送り」を披露。コロナ禍の今、「風の神送り」で表現されているようなかつて様々な地域で行われていた疫病をおさめるための行事やその方法について考えます。そのほか、桂九雀さんと高田知紀さんによる落語環境学対談も実施。落語の演目の細かな背景を一緒に深読みし、これまでと違った視点をもって身近な環境を眺めることができるはずです。

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