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現代のフリーターが突然「源氏物語」の世界で陰陽師に!?
映画『十二単衣を着た悪魔』
内館牧子による長編小説「十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞」を原作にした映画『十二単衣を着た悪魔』が11月6日より公開されます。
監督を手がけたのは、日本を代表する女優であり『嫌な女』以来4年ぶりの長編監督2作目となる黒木瞳。2012年の初版時から原作を愛読し、長年の映画化への思いを見事昇華させています。本作は、現代のフリーターが突然「源氏物語」世界の中へタイムスリップしてしまう、異世界トリップエンターテインメント。自信を失ったネガティブ男子が美しき最強ヒロインに出会い、次第に変わっていく姿が描かれています。
<ストーリー>伊藤 雷(伊藤健太郎)は日雇いのバイトで「『源氏物語』と疾患展」の設営に参加し、イベント会場に流れる『源氏物語』の登場人物紹介で「デキた弟・二宮」と「後塵を拝した長男・一宮」の関係を知り、シンパシーを抱いたのだった。なぜなら、同じく弟は頭脳明晰かつ眉目秀麗で、かたや自分は現在、就職試験59連敗中のフリーターの身。かねてからのコンプレックスを一層こじらせている日々を送っていた。ある日の帰宅途中、激しい雷雨に見舞われた雷は不思議な光に吸い込まれて、気を失ってしまう。やがて目覚めると、なぜかそこは1000年以上も前の平安時代。女流作家・紫式部によって書かれたあの「源氏物語」の世界にいた─。
詳細情報
- 公開日
- 2020年11月6日(金)
- 原作
- 内館牧子『十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞』(幻冬舎文庫)
- 監督
- 黒木瞳
- 脚本
- 多和田久美
- 出演
- 伊藤健太郎、三吉彩花
- 配給
- キノフィルムズ
- 劇場
- 神戸国際松竹
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