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日本の情緒豊かな風景を適格な描写力で描く
兵庫県立美術館 小企画『吉田博 播磨造船所 絵画群』神戸市中央区
兵庫県立美術館(神戸市中央区)で10月10日より小企画『吉田博 播磨造船所 絵画群』が開催されます。
福岡県出身の洋画家・版画家の吉田博(1876~1950)がアジア・太平洋戦争の最中に、相生市にある播磨造船所とその近辺で「銃後」の建造作業の様子、動員勤労学徒の姿を描いた絵が、同造船所の後身であるJMUアムテックとIHI相生事業所に保管されていることが、近年、明らかになりました。そのほとんどの作品を兵庫県立美術館で預かることとなり、今回お披露目の展覧会が開催されます。
吉田は勤労学徒を送り出した学校にも絵を寄贈しており、その現存する4点と、播磨造船所と関係の深い旧・日本製鉄広畑製鉄所(姫路市)の絵2点もあわせて展示。また、造船所や製鉄所の絵のために描かれた綿密な下絵も数十点紹介され、制作過程を辿りながら作品を鑑賞することができます。
また、10月10日には学芸員による解説会「吉田博と播磨造船所」も行われます。(定員40名)
詳細情報
- 期間
- 2020年10月10日(土)〜12月27日(日)
- 場所
- 兵庫県立美術館 常設展示室6
(神戸市中央区脇浜海岸通1丁目1-1)
GoogleMapで探す - 時間
- 10:00〜18:00
※特別展『ミナ ペルホネン/皆川明 つづく』開催中の金・土曜日は20:00まで
※入場は閉館の30分前まで - 休館日
- 毎週月曜日
※ 11月23日(月・祝)開館、11月24日(火)休館 - 料金
- 一般 500円、大学生 400円、高校生以下無料
※特別展とのセット料金:一般 300円、大学生 200円 - 問い合わせ
- TEL 078-262-0901
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