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ちょこちょこいただく幸せを味わう
おとなのためのランチ「mizuya(ミズヤ)~侘・bistro~」姫路市
姫路市田寺にあるオープンして今年で5年目の「mizuya(ミズヤ)」。小鉢料理をちょこちょこたくさん食べられる、おとなのランチが人気です。
落ち着いた雰囲気の住宅街にとけ込んだ一軒家のお店は看板とのれんが目印です。この日は平日の13時半頃で駐車場は9台分のうち1台だけ空いていました。車で行く場合はできるだけ乗り合わせで行ったほうがよさそう。
店内に入ると風情ある囲炉裏が目に飛び込んできます。暖かい色の間接照明が素敵。ランチタイムの遅い時間帯で7割くらい席が埋まっていました。ほとんど女性のお客さんでしたよ。テーブル席がならぶフロアの他には、4人掛けテーブルが2卓あるお座敷も。そちらには和室用の椅子が設置されていたので正座が苦手な方でも安心です。
早速「味ごよみ(1,900円・税込)」をオーダー。ご覧くださいこの小鉢たち・・・!数えると17種類もありました。「これはなんだろうね?」とか言いながら小鉢をちょこちょこと食べる幸せは大人ならではの楽しみ方じゃないでしょうか。ご飯とお汁物もついています。この日は中華麺でしたが、そばやうどんの日もあるそうですよ。甘めの味わい深いスープは、鰹ベースの混合節を使ってだしをとっています。
オーナーシェフの山﨑(やまさき)さんは、老舗の懐石料理店出身。小鉢のなかのすべての料理がとにかく凝っているんです。例えば、落花生のお豆腐は、フードプロセッサーでピーナッツをすりつぶすところから作っているそう。ニンジンの葉が飾られてとっても繊細。想像できる料理に、もう1つ素材が加えられてアレンジされているイメージでしょうか。枝豆を団子状にしてカラっと揚げたものは塩が程よくきいてとってもおいしく、思わずお酒がほしくなる一品。
親指サイズのこんなにかわいい大葉があるんですね。ナスの煮びたしにすりつぶされたモロヘイヤがかかっていて健康にもよさそう。メニューに使用されている大葉やハーブは、福崎町にある山﨑さんのご実家の畑で育てられたものなんだとか。
ランチは「つみ菜膳(1,350円・税込)」と、つみ菜膳に刺身などの一品料理とデザートがついた「味ごよみ(1,900円・税込)」の2種類。山﨑さんが1人で調理しているのでこの2つのメニューにしぼり、価格も抑えています。本日の一品料理は鯛とイカのお刺身。添えられたプチトマトは丁寧に湯むきされていましたよ。
そしてデザートはほうじ茶プリン。こちらももちろん手作りです。直前にバーナーで炙ってくれ、流行りのほうじ茶といううれしさもあり最後まで大満足。デザートは季節ごとに変わるそうです。どちらのお膳にも無料でついてくるコーヒーは、セルフサービスでおかわりも自由!
これから寒くなると加湿のために囲炉裏でお湯を沸かすそうですよ。さらに雰囲気がでそうですね。現在はコロナ対策のため夜は予約制です。夜は、5,500円と7,700円の懐石コースと、ランチと同じ「味ごよみ」が2,200円(税込)で提供されています。
今回は一品多い「味ごよみ」をオーダーしましたが、よりリーズナブルで予約不要の「つみ菜膳」が一番人気だそうです。小鉢をちょこちょこ楽しむおとなのランチをぜひ食べに行ってみてくださいね。
詳細情報
- 場所
- mizuya(ミズヤ)~侘・bistro~
(姫路市田寺2丁目1-28)
GoogleMapで探す - 営業時間
- 11:30~14:00
17:30~21:00 - 定休日
- 日曜日
- ランチメニュー
- つみ菜膳(1,350円・税込)
小鉢・ごはん・お汁物・コーヒー
※予約はできません
味ごよみ(1,900円・税込)
小鉢・ごはん・お汁物・一品料理・デザート・コーヒー
※前日までの予約要
- TEL
- 079-228-0831
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