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戦争・平和について改めて考えるきっかけに
神戸ゆかりの美術館 特別展「無言館 遺された絵画からのメッセージ」
今年は戦後75年の節目。戦争で亡くなった画学生の作品のみを収集・展示する美術館、長野県上田市にある「無言館」をご存知でしょうか?
1997年に開館したこちらの施設は、館主の窪島誠一郎氏が画家・野見山暁治氏の意志を受け継ぎ、遺族を全国各地に訪ねて譲り受けた作品が、教会を思わせる建物に飾られています。
そんな無言館協力のもと、神戸ゆかりの美術館(神戸市東灘区)で9月12日より特別展「無言館 遺された絵画からのメッセージ」が開催されます。同館の普段陳列されていない約130点の絵画・彫刻を、望郷・家族・自我・恋・夢の5章で構成し紹介。神戸市出身の桑田一彦、杉原基司、前田美千雄、芦屋市出身の岡田弘文、大阪市出身の田中角治郎にとっては“里帰り展示”となります。
また、9月12日には神戸ファッション美術館(神戸市東灘区)にて記念講演会「戦火と画布―描かれた青春」も行われるそうです。参加には9月3日までに申し込みが必要です(定員50人、応募多数の場合抽選)。
同じ苦しみを二度と繰り返さないために、戦争の記憶を継承し、戦争の現実と平和の尊さを知ることが大切です。本展で“遺された絵画からのメッセージ”を受け取り、戦争・平和について改めて考えるきっかけとなるはずです。
詳細情報
- 期間
- 2020年9月12日(土)~11月29日(日)
- 時間
- 10:00〜17:00(最終入館16:30)
- 場所
- 神戸ゆかりの美術館
(神戸市東灘区向洋町中2丁目9-1)
GoogleMapで探す - 休館日
- 毎週月曜日(祝日の場合は開館)
9月23日(水)、11月24日(火) - 入館料
- 一般1,000(800)円、大学生500(400)円
※ ( )内は20名以上の団体割引料金
※ 学生証・生徒手帳を提示の小中高校生は無料
※ 神戸市内居住の65歳以上の方は一般料金の半額 - 記念講演会
- 「戦火と画布―描かれた青春」
2020年9月12日(土)12:00〜15:00
神戸ファッション美術館4階 セミナー室1
(神戸市東灘区向洋町中2-9-1)
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定員 50人(応募多数の場合は抽選)
応募締め切り 2020年9月3日(木)
※詳細はこちら
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