ゼロからはじまる自分に会いに行く。

映画『パラダイス・ロスト』元町映画館で上映

『あるいは佐々木ユキ』『秋の理由』につづく福間健二の長篇第6作目『パラダイス・ロスト』が7月4日〜10日まで元町映画館（神戸市中央区）で上映されます。
『パラダイス・ロスト』©︎tough mama
パラダイスへの夢を失ったこの世界にどう生きるのか、どう希望をとりかえすのか…。夫を失ったひとりの女性とその周りの人々に問いかけるヒューマンドラマ。木下夕爾の詩「死の歌」と原民喜の短篇小説「心願の国」をつなぐ地球への思い、その先の生と死の境界をこえる視点から、わたしたちの生きる場所を再発見するように、幻想的かつリアルに描かれています。
『あるいは佐々木ユキ』
同館では公開を記念し、6月27日から7月3日まで福間健二監督特集を開催。高校生の時から若松プロダクションに出入りし、詩人としても活動を続ける福間監督の過去5作品『急にたどりついてしまう』『岡山の娘 』『わたしたちの夏』『あるいは佐々木ユキ』『秋の理由』を上映します。詩と映画の2つの領域で果敢に冒険をつづける福間監督の表現の全貌に出会う、またとない機会です。1作品1000円（学生500円）で鑑賞できます。

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