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特攻隊員が最期に綴った思いとは
鶉野飛行場跡「巨大防空壕シアター」一般公開 加西市
加西市の鶉野(うずらの)飛行場跡地にある巨大防空壕(ごう)がシアターとして活用され、特攻隊員たちの遺書が映像で紹介されます。6月21日より公開開始。以降、毎月、第1、第3日曜日に約20分の作品3本が1日4回上映されます。
鶉野飛行場は、太平洋戦争が悪化しはじめた頃、優秀なパイロットを養成するため、昭和18年に作られた旧日本海軍の飛行場です。現在も1,200メートルの長い滑走路や、近辺には多くの防空壕があります。1か所にここまで多くの戦争遺跡が残っているのは日本でも珍しいそう。各地からたくさんの人が見学に訪れています。
昭和20年には、練習生等による神風特攻隊「白鷺隊」が編成され、終戦までに63名の尊い命が失われました。今回「巨大防空壕」で上映されるのは、現代からタイムスリップし、当時の特攻隊員らの思いを遺書を通じて聞くというストーリーです。
また第2次世界大戦末期、飛行場の西南には、川西航空機姫路製作所鶉野工場があり、「紫電(しでん)」「紫電改(しでんかい)」など500機余りの戦闘機が組み立てられました。紫電改は旧日本海軍の最優秀機といわれています。この実物大模型の紫電改も上映と合わせて鶉野飛行場跡、防災備蓄倉庫前で公開されます。
いずれも鑑賞は無料ですが、新型コロナウイルス感染症対策のため、シアターは事前予約制となっています。応募方法は郵送、FAX、メールまたは電話で。詳細はこちらからご確認ください。
詳細情報
- 公開日
- 2020年6月21日(日)
以降、毎月、第1、第3日曜日 - 場所
- 鶉野飛行場跡
(加西市鶉野町2274-11 備蓄倉庫)
GoogleMapで探す - 上映時間
- 10:30~、11:30~、13:30~、14:30~の1日4回
- 入場料
- 無料
- 予約・お問い合わせ
- 加西市ふるさと創造部 鶉野未来課
TEL 0790-42-8757
予約方法の詳細はこちらからご確認ください。
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