秀吉より拝領の重要文化財など

小野市立好古館『小野藩主一柳氏と元気な領民たち』　小野市

　小野市立好古館（同市西本町）で現在、企画展『小野藩主一柳氏と元気な領民たち』が開催されている。4月5日まで。

　同展では、一柳直末が豊臣秀吉より拝領したと伝わる重要文化財「黄地牡丹蓮唐草文緞子胴服」や、直末の弟・直盛所用の陣羽織、小野藩大名行列塑像（陶製）などを展示。小野藩主一柳氏の治政を振り返るとともに、藩と協働して豊かな地域社会構築に活力をもって臨んだ領民の姿を具体的な史・資料で紹介する。期間中は、学芸員による展示説明会（3月22日）や、おの陣屋大茶会（3月8日）、さくら茶会（4月5日）といった催しも予定されている。

　また同館では江戸時代後期から現代までのひな人形74組約600点を紹介する『第9回ビッグひなまつり』も同時開催。関西で見られる華やかな「御殿飾り」をはじめ、多彩なひな人形の顔や衣装などの移り変わりを楽しむことができる。

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