実際の切れ味が体験できる「試し切り体験会」も

『播鍛/BANKA 高級手打ち包丁展示会』加西市

　播州の地酒「富久錦」が運営するふく蔵ギャラリー（加西市）で、『播鍛/BANKA 高級手打ち包丁展示会』が開催中。16日まで。

　同ブランドは、小野市で昭和初期から播州金物を専門に扱う卸商者の「河島産業株式会社」が地元で作られている刃物で世界に挑みたいと考え、三木市で明治時代から代々刃物造りに取り組んできた「田中一之刃物製作所」に声をかけて実現した。手に馴染む感触、なめらかな切れ味が特長で、播州が誇る鍛冶技術を伝承し、世界に広げていきたいと昨年新たに誕生。全ての工程が手作業で行われているという。

　同展では、「播鍛」を一同に集め、包丁の完成までが写真パネルで紹介されるほか、15日・16日には実際の切れ味が体験できる「試し切り体験会」も催される。

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