このイベントは終了しました。
室内型音楽祭『港町ポリフォニー2014』体験レポート
2014年9月7日(日)、三ノ宮駅南に位置する旧・生糸検査所『KIITO(デザイン・クリエイティブセンター神戸)』を舞台に室内型音楽祭『港町ポリフォニー2014』が開催された。
昨年始まったこのイベントは今年2回目を迎えた。“ポリフォニー”とは音楽用語の一つで“多声楽”の意味を持つ。その名の通りバラエティに富んだ様々なアーティストの音楽ライブが披露されたほか、フードや雑貨・ギャラリーなどのマルシェやワークショップ・アートスペースなども数多く並んだ。
白い布で飾り付けられた門をくぐると、奥に抜ける空間に色とりどりの商品を乗せた机が並べられ、手づくり感のある商品が溢れるフリーマーケットのような雰囲気の中にも、どことなくハイカラな『港町・神戸』を思わせる。来場者の多くは家族連れや、若い男女で店主と会話をしながら買い物を楽しむ姿が見られた。隣り合うワークショップのフロアでは革のアクセサリー作りや、ネイルアートの体験、フラワーアレンジメント、木を使ったアートにTシャツ作り…と多様なコーナーも用意されていた。
メインステージではタイムスケジュールに合わせて、トクマルシューゴ、森は生きている、湯川潮音…など11組のアーティストによるライブも行われた。広く設けられた平らなフロアを観客がお互いにスペースを共有しながら音楽を楽しみ、楽曲が終わるとアーティストに拍手をおくる。
小さな子どもを連れてイベントを楽しむ姿も多く見られたが、どの子どもも楽しそうにワークショップやアートに触れていた姿が印象に残った。