タカの渡りやアオバズクの動画公開も

【3月31日まで臨時休館】伊丹市昆虫館『伊丹の自然』　伊丹市

　伊丹市昆虫館（同市昆陽池）で現在、企画展『伊丹の自然』が開催されている。4月6日まで。

　同館は関西屈指の渡り鳥の飛来地として知られる昆陽池（こやいけ）公園の敷地内にある施設で、企画展や生きた昆虫の展示に加えて、昆虫の飼育繁殖や食草栽培手法の確立をはかり、昆虫や自然に関する資料や情報の調査・収集なども行っている。

　都市部では珍しい野鳥のオアシスとして、秋から冬にかけてはカモなど多くの水鳥が飛来し、春には白鳥の抱卵も見られるという昆陽池公園。同展では、“タカの渡り”をメインテーマに「昆陽池公園を通過する生きもの、利用する生きもの」と題して哺乳類、鳥類の剥製や植物、昆虫類、両生爬虫類、蜘蛛のパネルや標本を紹介。また、自動撮影カメラで記録された哺乳類や鳥類の動画と、調査記録であるタカの渡りやアオバズクの動画も公開する。

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