40年前、日本中を熱狂させた“日本だけのゾンビ”が蘇る

映画『ゾンビ-日本初公開復元版-』元町映画館で上映

　元町映画館（神戸市中央区）で1月1日から17日まで、『ゾンビ-日本初公開復元版-』が上映される。

　ジョージ・Ａ・ロメロ監督が世に放ったホラー映画の金字塔『ゾンビ』の日本公開から40周年を迎え、“幻の”日本初公開版を復元。日本劇場初公開版は、過去に発表された「米国劇場公開版」「ダリオ・アルジェント監修版」「ディレクターズカット版」の3バージョンとは異なり、ゾンビ発生の状況説明の追加など配給会社により独自の編集が施されている。

　日本初公開復元版では、CG映像による冒頭映像の復刻と忠実な編集により、当時日本で初公開されたバージョンを可能な限り再現しているという。今後のソフト化・TV放送の予定はなく、 劇場でしか観られない貴重な機会となる。

＜ストーリー＞惑星から降り注いだ光線によって地球上の死者が「ゾンビ」として復活し、その群れは生者に襲いかかり、生ける屍たちは瞬く間に世界を覆いつくした。テレビ局員のフラン（ゲイラン・ロス）と彼女の恋人でヘリコプター・パイロットのスティーヴン（デヴィッド・エムゲ）、そしてSWAT隊員のロジャー（スコット・H・ライニガー）とピーター（ケン・フォーリー）はヘリで脱出し、郊外の巨大ショッピングモールにたどり着く。彼らはモール内のゾンビを排除し、何不自由の無い楽園を手に入れるが…。

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