いまだ読めずにいる“最後の手紙”に込められた、初恋の記憶—

映画『ラストレター』

　『Love Letter』『スワロウテイル』で知られる岩井俊二監督の最新作『ラストレター』が1月17より公開される。手紙の行き違いをきっかけに始まった2世代の男女の恋愛を描くラブストーリー。

＜ストーリー＞姉・未咲を亡くした裕里（松たか子）は、葬儀の場で未咲の面影を残す娘の鮎美（広瀬すず）から、未咲の同窓会の案内状と、彼女が残した自分宛の手紙の存在を知る。未咲の死を知らせるため同窓会の会場へ向かった裕里は、学校のヒロインだった姉と勘違いされてしまう。その場で初恋の相手・鏡史郎（福山雅治）と再会したことをきっかけに、未咲のふりをして手紙を書く裕里と鏡史郎の不思議な文通が始まる。そんなある日、その手紙を目にしてしまった鮎美は、鏡史郎（回想・神木隆之介）と未咲（回想・広瀬すず）、そして裕里（回想・森七菜）の学生時代の淡い初恋の思い出を辿りだす。勘違いから始まったその手紙が、未咲の死の真相、過去と現在、それぞれの初恋の想いを、時を超えて動かしていく—。

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