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小さなトランクから次々と現れる作品
兵庫県立美術館『塩売りのトランク マルセル・デュシャンの「小さな美術館」』
兵庫県立美術館(神戸市中央区)で2020年3月1日まで、2019年度コレクション展Ⅲ 小企画『塩売りのトランク マルセル・デュシャンの「小さな美術館」』が開催されている。
同館の1万点に及ぶ収蔵作品からテーマを設けて紹介する「コレクション展」。今回は、20世紀を代表する芸術家のひとりマルセル・デュシャンをピックアップし、デュシャン自身の主要作品のミニチュアや写真複製等で構成された作品《トランクの中の箱》を紹介する。箱に全ての構成要素を収納することができる同作を、デュシャンは「持ち運びできる、小さな美術館」と表現している。
箱に納められた構成要素の一つひとつが公共の場で提示される機会はなかったというが、同展では、可能な限り全ての要素を見ることができるよう、個々の要素、80アイテムを提示。小さなトランクから次々と作品が現れる、同作独自の魅力を楽しむことができる。
また、12月22日には京都工芸繊維大学准教授・平芳幸浩氏を講師に迎えた講演会「デュシャンと箱と美術館」も実施。参加無料、先着100人。
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詳細情報
- 期間
- 2019年11月23日(土・祝)〜2020年3月1日(日)
- 時間
- 10:00〜18:00(金土は20:00まで)
入場は閉館30分前まで - 場所
- 兵庫県立美術館
(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1)
GoogleMapで探す - 休館日
- 月曜日
※ただし1月13日(月)、2月24日(月)は開館
1月14日(火)、2月25日(火)は閉館
12月31日(火) 〜1月10日(金)は年末年始およびメンテナンス休館 - 料金(当日)
- 一般500円、大学生400円
70歳以上250円、高校生以下無料
※毎月第2日曜日は公益財団法人伊藤文化財団の協力により無料 - 問い合わせ
- 兵庫県立美術館
TEL 078-262-0901
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