阪神・淡路大震災から25年

『神戸国際防災フェスティバル（避難訓練コンサート）』神戸市中央区

　神戸国際会館こくさいホールで1月17日、『神戸国際防災フェスティバル（避難訓練コンサート）』が開催される。12月20日までに要申し込み（応募多数の場合、抽選）。

　阪神・淡路大震災で倒壊、“震災復興のシンボル”として再建し、2019年4月に新会館開業20周年を迎えた神戸国際会館。神戸国際防災フェスティバルは、コンサート本番中に災害が発生した想定で行う避難訓練をはじめ、展示やワークショップを通して市民の防災意識を高めることを目的に2017年より実施されている。

　4回目となる今回のゲストは2020年にメジャーデビュー20周年を迎える兵庫県出身の女性デュオ「花*花」。「あ〜よかった」「さよなら大好きな人」といったヒット曲はもとより、洋楽・邦楽問わずカバー曲も織り交ぜたライブが披露される予定。ロビーでは、⼟砂災害の恐ろしさを知るVR体験や「段ボールベッド」を使った避難所体験のほか、登⼭・アウトドア⽤品を活かした災害への備えをレクチャーするなど災害・防災に関する様々なワークショップを実施。

　また、今回初の試みとして館外イベントも行われ、地震体験⾞「ゆれるん」やミニ新聞発行車「神戸新聞 めぐる君」、火災時の疑似体験ができる「煙体験ハウス」が設置されるなど、当選した人以外も参加できるコンテンツを用意する。

　当日、神戸市は「25年目の、1分ボランティア」と題して、市民参加型の訓練を実施。⼤量の情報をWEB上のマップ等で表⽰する新しいシステムの開発実験で、実際に災害時に活用できるSNSを使った情報共有の方法と注意点を学ぶことができる。

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