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西洋と日本の夕景約170点を展示し“黄昏の絵画たち”の豊かな世界をひも解く
神戸市立小磯記念美術館『黄昏の絵画たち-近代絵画に描かれた夕日・夕景-』 神戸市東灘区
神戸市立小磯記念美術館(神戸市東灘区)で11月16日から1月26日まで『黄昏の絵画たち-近代絵画に描かれた夕日・夕景-』が開催される。
西洋の絵画においては、夕陽の強い逆光のもと情感豊かな風景を描き出したテオドール・ルソーらバルビゾン派の画家たちをはじめ、変化する夕方の光をカンヴァスに描きとめたモネやシスレーら印象派の画家たち、さらに20世紀のモダニズムの展開の中で、夕景というテーマは連綿と取り上げられてきた。日本でも、明治初期に来日したフォンタネージや、その大きな示唆を受けた高橋由一(ゆいち)らによって豊かな夕景の表現が生み出され、和田英作ら白馬会の画家たちは人々を太陽の光が暖かく照らす夕方の情景を残している。日本画においても、菱田春草(しゅんそう)や小野竹喬(ちっきょう)らにより夕景が描かれてきた。
同展では、西洋と日本の夕景約170点を展示し“黄昏の絵画たち”の豊かな世界をひも解く。また会期中には、記念講演会や関連講座、ギャラリーツアーといった展覧会の関連イベントが行われるほか、子供向けワークショップも実施される。
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詳細情報
- 開催期間
- 2019年11月16日(土)~2020年1月26日(日)
- 休館日
- 休館日:毎週月曜日、12月29日~1月3日、1月14日(ただし1月13日(月曜日)は開館)
- 開館時間
- 10:00~17:00(入館時間は16:30)まで
- 場所
- 神戸市立小磯記念美術館
(神戸市東灘区向洋町中5-7)
GoogleMapで探す - 入館料
- 大人800(600)円、大学生400(200)円
※高校生以下は学生証などの提示で無料
※()内は30人以上の団体
※神戸市老人福祉手帳、のびのびパスポート、障がい者手帳など持参で無料 - 関連イベント
- 記念講演会「黄昏の絵画たち」(参加無料・要入館券)
日時 2019年12月14日(土)14:00~15:30
場所 同館2階・絵画学習室
講師 柳原一徳氏(島根県立美術館・専門学芸員)
関連講座1「黒田清輝・藤島武二らの夕景表現―白馬会のあゆみとともに―」(参加無料・要入館券)
日時 2019年12月1日(日)14:00~15:00
場所 同館2階・絵画学習室
講師 同館学芸係長・廣田生馬
「特別展ギャラリーツアー」
学芸員と一緒に展覧会を鑑賞するツアー(参加無料・要入館券)
日時 毎週日曜日、14:00~(約30分間)
※イベント等のある場合を除く
「美術館大作戦5クリスマスカード」
パステルのやさしい色合いをいかしてグリーティングカードを作成
日時 2019年12月7日(土)14:00~16:30
定員 20人(11月27日(水)申込み締切)
※そのほかのイベントや詳細はこちらから確認 - 問い合わせ
- 神戸市立小磯記念美術館
TEL 078-857-5880
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