ジャズライブや歌舞伎の上演など　茅葺き民家を舞台に多彩な催し

『茅葺き屋根とふれあう月間2019』　神戸市北区

　神戸市北区に点在する茅葺き民家を舞台に『茅葺き屋根とふれあう月間2019』が始まる。秋が深まる11月を中心に、期間中は様々なイベントが繰り広げられる。

　同区には、現存する民家建造物では日本最古と推定される箱木家住宅や、江戸中期に建てられた内田家住宅、農村歌舞伎舞台をはじめ約700棟の茅葺き民家が現存している。“自然と共生する北区での里山暮らしのシンボル”として区では、茅葺きを通じた農村地域の景観保存や地域コミュニティの活性化などに取り組んでいる。

　期間中は、北区の歴史について学べる講演や農村歌舞伎の上映会を実施する『北区歴史フェス in あいな里山まつり（10月12日）や、プロのトランペット奏者と歌手による「かやぶきJAZZライブ～郷愁のトランペット～」（11月2日）、茅葺き職人の作業見学（11月1日・2日）、大歳神社境内（同区山田町小河）　での農村歌舞伎の上演会など多彩なプログラムが展開される。一部プログラムは事前申し込みが必要。

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