映画『北の果ての小さな村で』

人は分かり合いたいと願った時、もう分かり合えているのかもしれないね。

 北極に位置するグリーンランドを舞台にしたフランス映画『北の果ての小さな村で』がシネ・リーブル神戸で10月11日より公開される。人口80人の村の小学校に赴任したデンマーク人の新人教師が村の人々や子どもたちとの交流を通して、異境の地で生きる術を学んで成長していく姿を描いた人間ドラマ。

<ストーリー>グリーンランド東部にある人口80人の村・チニツキラークの小学校に赴任した、デンマークの新人教師アンダース(アンダース・ヴィーデゴー)。アンダースは極寒の地の慣れない生活に加え、言葉も習慣も異なる10人の生徒たちと上手く交流できずにいた。さらに、“ヨーロッパのよそ者”への視線は厳しく、村人からは孤立気味だった。そんなある日、一週間無断欠席しているアサー(アサー・ボアセン)の家に訪問することに。アサーは祖父のガーティと犬ぞりで狩りの旅に出たといい、アサーを毎日学校に来させるよう祖母のトマシーネに伝えるが、意見を受け入れてくれなかった。デンマーク語を教える以外に、アサーのために何ができるのかアンダースは考えはじめる…。

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