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悲恋の詩が綴られた陶枕や、物語をデザインした絨毯など

白鶴美術館 秋季展『文字を語る―白鶴コレクションにみる漢字造形の変遷― / 絨毯 描かれた図形と文字』 神戸市東灘区

 日本・東洋古美術の作品約1450点以上を所蔵する白鶴美術館(神戸市東灘区)で9月25日、2019年秋季展が始まる。本館では『文字を語る―白鶴コレクションにみる漢字造形の変遷―』、新館では『絨毯 ―描かれた図形と文字―』をそれぞれ展開。12月8日まで。

 『文字を語る―白鶴コレクションにみる漢字造形の変遷―』は、豊かな広がりを見せる文字世界を同館のコレクションで紹介。酒池肉林・炮烙の刑の故事で悪名高い中国・殷(いん)の紂王(ちゅうおう)の時代に制作された四弁花文帯卣(しべんかもんたいゆう)には、現在でもそのまま読める文字(暦)があり、陶磁器作品では、悲恋の詩が綴られた陶枕・三彩詩文枕(さんさいしもんまくら:
金時代)から、松で意匠化した「寿」をはじめ吉祥表現で埋め尽くされた金襴手寿字文大鉢(きんらんでじゅじもんおおばち:明時代)まで多様に広がった漢字造形を見ることができる。

 『絨毯 ―描かれた図形と文字―』では、絨毯上に反復される図形や記号化した図像、文字の形などに注目。紺・赤・白と色数の少なく、星形や角形、幾何学的な文様を特徴とする絨毯「ヤジベデイール」や、ササン朝ペルシア(226~651)の王・バフラーム五世を主人公とした「七王妃物語/羊飼いと王」のストーリーを描き、デザイン化されたペルシア書体もみられる「モフタシャム・カシャン」などが展示され、近代、絨毯を取り巻いていた当時の文化の一端にも触れられる。

 期間中講演会として、「奈良時代の写経の奥深い世界」奈良国立博物館企画室長・野尻忠氏(10月13日)や「漢字の世界-その造形と展開を中心にして-」龍谷大学国際学部教授・徐光輝氏(11月3日)、また、甲南大学学生によるミニ屏風作りやじゅうたん文様ブックマーカー作りといったワークショップ(11月10日・17日・24日、12月1日)なども予定されている。

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開催期間
2019年9月25日(水)~12月8日(日)
時間
10:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日
月曜日
※ただし10月14日(祝・月)・11月4日(振替・月)は開館、10月15日(火)・11月5日(火)を休館
場所
白鶴美術館
(神戸市東灘区住吉山手6-1-1)
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入館料
大人800円、65歳以上・大学・高校生500円、中・小学生250円
問い合わせ
白鶴美術館
TEL 078-851-6001

Kiss PRESS編集部:並木

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