スイレンやサーバルキャット、食虫植物について学習

神戸どうぶつ王国『自由研究応援イベント』神戸市中央区

　神戸どうぶつ王国（神戸市中央区）の8月イベントとして『自由研究応援イベント』が全三弾に分けて開催される。

　第一弾（8月5日、6日）は『美しくて面白い「スイレン講座」』を実施。スイレンの育種家でもあり、自分の名前がついた品種があるほどスイレンに精通した同園スタッフの佐藤泰弘さんが「ウォーターリリーズ」にあるスイレン池に入り、実際のスイレンを使って講義を行う。最後には、葉から咲く珍しいスイレン「ムカゴ」の葉がプレゼントされる。

　第二弾（8月19日、23日）は「Serval（サーバル）ラボ」と銘打ち、“サバンナの美しき狩人”といわれるサーバルキャットについて研究。午前中はサーバルキャットについて展示場での本物の動きや動画を見たりして生態や食性、ハンティングの仕方などについて学び、午後には給餌器（フィーダー）について学ぶほか、研究の成果の発表会などを行う。昼には絶滅危惧種のツシマヤマネコの餌場である田んぼから作られた米「ツシマヤマネコ米」について学びながら、カレーを参加者皆で実食。食べることで、生息環境を守ることにも繋がるという。

　第三弾（8月26日、27日）は『奇妙で面白い「食中植物講座」』を実施。種類によって違う虫の食べ方や育て方などについて、本物のハエトリグサやウツボカズラなどを使った講義が行われる。その後、園内で食虫植物を展示している場所へのミニ見学ツアーを開催。最後には食中植物のミニポットがプレゼントされる。

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