夜の姫路城を光や音で演出

ライトアップイベント『姫路城・ナイトファンタジア「おとぎ幻影伝」』姫路市

　姫路城（姫路市）の二の丸・お菊井戸・備前丸・三国堀で、11月9日から30日まで夜間のライトアップイベント『姫路城・ナイトファンタジア』が開催される。

　期間中、城内を回遊しながら光・音・映像による演出のイルミネーションコンテンツを楽しむことができる。テーマは「おとぎ幻影伝」で、西播怪談実記など姫路城や周辺地域に古くから伝わる伝説やおとぎ話を題材にした幻想的な物語が繰り広げられる。

　各所の壮大な物語は国内外で活躍するクリエイターが担当。夜の闇を光と音で彩るアーティストチーム「ATWAS」による映像演出や光と反射の空間作品を創りだすアート集団「ミラーボーラー」のエントランス演出、浮世絵や大津絵から得たインスピレーションを現代版アートに投影するイラストレーター、絵本作家・いぬんこのキャラクターデザイン、アニメーションを用いた映像制作を中心に行うクリエイティブユニット「Sankaku」によるアニメーションなど、多角的なアプローチで姫路城を彩る。

【「おとぎ幻影伝」物語】
播磨の国、姫山のいただきにそびえ建つ白亜の城、姫路城。夜の姫路城は、伝説やおとぎ話に登場する不思議な生き物や妖怪たちが楽しく平和に過ごす空間。ある頃から、城内の生き物や妖怪たちが、悪さやいたずらを始め出した。どうやら天守にワルモノが居座って、操っているようだ。楽しく平和な姫路城を取り戻すため、ワルモノ退治のために天守を目指すには―。

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