木の枝そっくりなナナフシなど　“擬態”がテーマの企画展

バンドー神戸青少年科学館『だます？かくれる！モノマネいきもの展』　神戸市中央区

　生き物の“擬態”に焦点をあてた夏の企画展『だます？かくれる！モノマネいきもの展』が7月20日、バンドー神戸青少年科学館（神戸市中央区）で始まる。9月1日まで期間中無休。

　同展では、生き物が自然や他の生物に似せて誰かをだます現象“擬態”を紹介する。木の枝そっくりに見える昆虫・ナナフシや木の葉のような見た目の魚・バンジョーキャットなどを展示するコーナーや、マントをかぶってモノマネ体験することで最先端の研究に触れられるコーナー、本物そっくりなプラ板標本作りなどに参加できる工作コーナーなど、生き物の姿や形が生きていく上でどのように役立っているのかについて学ぶことができる。

　また期間中は、伊丹市昆虫館の前館長・後北（うしろきた）峰之さんによる講演会『ナナフシ大航海記』（8月12日）や、どうぶつ科学コミュニケーター・大渕希郷（まさと）さんによるいきもの観察会（8月10日・11日・17日・25日・31日）、紙とハサミでモビールを作る『いきもの切り絵ワークショップ』（8月15日）といった関連イベントも実施される。一部イベントは事前申し込みが必要。

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