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絵本を中心とする貴重な作品資料約200点
関西初公開 伊丹市立美術館『アルプスが生んだ絵本画家 エルンスト・クライドルフ展』
伊丹市立美術館(伊丹市)で特別展『アルプスが生んだ絵本画家 エルンスト・クライドルフ展』が7月6日から8月25日まで開催される。
エルンスト・クライドルフは、スイスのベルンに生まれ、祖父母の住む東ドイツの農村で森や野原で草花や虫を観察し、毎日スケッチをする幼少時代を過ごしたという。その後、画家を志してミュンヘンに移住。リトグラフ師として働きながら絵を学び、多忙な生活から体調を崩して南バイエルンの街パルテンキルヘンで静養。アルプスの大自然で“小さないきものたちの世界”と再会したクライドルフは、草花や虫たちを擬人化した絵本『花のメルヘン』を制作し、絵本画家としてデビュー。その後『くさはらのこびと』や『ふゆのはなし』、『庭の夢』など数々の絵本を手掛け、20世紀初めにかけてヨーロッパで花咲く絵本芸術の草分けとなった。
同展では、世界有数のクライドルフ作品を所蔵する小さな絵本美術館(長野県)協力のもと、絵本を中心とする作品資料を約200点展示。関西では初の公開になるという。
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詳細情報
- 期間
- 2019年7月6日(土)~8月25日(日)
※月曜休館(但し7月15日、8月12日は開館。7月16日、8月13日は休館) - 場所
- 伊丹市立美術館
(伊丹市宮ノ前2-5-20)
GoogleMapで探す - アクセス
- 阪急「伊丹駅」下車、北出口または東出口より徒歩北東へ約9分
- 観覧料
- 一般800円、大高生450円、中小生150円
- 開館時間
- 10:00~18:00
※入館は17:30まで - 問い合わせ
- 伊丹市立美術館
TEL 072-772-7447
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