あなたはこの映画を、信じられるか―

映画『新聞記者』

　内閣官房 vs.女性記者、官邸とメディアの裏側を描くサスペンス・エンタテインメント『新聞記者』が6月28日より公開される。

　本作は、東京新聞記者・望月衣塑子のベストセラー『新聞記者』（17/角川新書）を原案に、政権がひた隠そうとする権力中枢の闇に迫ろうとする女性記者と、理想に燃え公務員の道を選んだある若手エリート官僚との対峙・葛藤を描いたオリジナルストーリー。

＜ストーリー＞日本人の父と韓国人の母のもとアメリカで育ち、ある強い思いを秘めて日本の新聞社で働く、東都新聞記者・吉岡（シム・ウンギョン）。匿名FAXで届いた大学新設計画に関する極秘情報を見た彼女は、真相を究明すべく調査をはじめる。一方、内閣情報調査室の官僚・杉原（松坂桃李）は「国民に尽くす」という信念とは裏腹に、現政権に不都合なニュースのコントロールする任務に葛藤していた。愛する妻の出産が迫ったある日、彼は久々に尊敬する昔の上司・神崎と再会するが、その数日後、神崎はビルの屋上から飛び降り、自殺をしてしまう。真実に迫ろうともがく若き新聞記者と、闇の存在に気付き選択を迫られるエリート官僚。二人の人生が交差するとき、衝撃の事実が明らかになる―。

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