ロボットを駆使し、レスキューダミー「ダミヤン」を救出

神戸サンボーホール『inrevium杯 レスキューロボットコンテスト®』神戸市中央区

　神戸サンボーホール（神戸市）で8月10日と11日に災害救助をテーマにした『inrevium杯 第19回 レスキューロボットコンテスト®』の競技会本選が行われる。

　同コンテストは、"大規模震災の教訓を決して忘れることなく、誰もが「やさしさ」を共感し、被災地の復興を応援し続けること”を目指して開催され、今回で19回目を迎える。本選では、予選を通過した14チームによる競技が行われ、目視できないフィールド上にいるレスキューダミー「ダミヤン」をロボットのカメラ等と無線操縦ロボットを利用して救出する。兵庫からは、神戸市立高専 レスキューロボットコンテストチーム、産業技術短期大学 ロボットプロジェクト、神戸市立科学技術高校、神戸大学の学生たちが、レスキュー工学の観点から判断された「コンセプト」、「技術力」、「組織力」の総合力を競い、最も優れたチームに対して贈られる「レスキュー工学大賞」を狙う。

　また、協賛企業によるブースや展示、ロボット工作教室、ミニレスコンなどが催され、来場者が楽しみながらロボット技術や救助活動について学べる機会となっている。

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