「自分らしく生きる幸せ」を教えてくれたのは、大嫌いだった父

映画『ガラスの城の約束』

　ホームレスの両親に育てられた女性の衝撃の半生を綴った全米ベストセラー小説の映画化『ガラスの城の約束』が6月21日より公開される。アカデミー賞®受賞女優ブリー・ラーソンと『ショート·ターム』のデスティン・ダニエル・クレットン監督が再タッグを組んだ注目作。

＜ストーリー＞「ニューヨーク・マガジン」で活躍する人気コラムニストのジャケット（ブリー・ラーソン）は、恋人との婚約も決まり、順風満帆な日々を送っていた。ある日、ジャネットは車道に飛び出してきたホームレスの男性に遭遇する。それはなんと彼女の父・レックス（ウディ・ハレルソン）だった―。ジャネットの父親はいつか家庭のために「ガラスの城」を建てるとうい夢を持つエンジニア、母親はアーティスト。彼らは定職につかずに理想や夢ばかりを追い求め、自由気ままに暮らしていた。物理学や天文学などを教えてくれる父・レックスは、ジャネットたちの兄弟にとってカリスマ的な存在。しかし、仕事が上手くいかなくなったレックスは次第に酒の量が増え、家で暴れるようになっていく。やがて、高校生になったジャネットは大学進学をきっかけに、ニューヨークへ旅立ち、両親との関係を断とうとするが…。

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