巨大鯉のぼりの掲揚や、通り抜けイベントなど　神戸各地で開催

『スイミープロジェクト2019』　神戸市

　鯉のぼりの制作・掲揚を通して子どもの成長を祈願するイベント『スイミープロジェクト2019』が、神戸市中央区の東遊園地や神戸ハーバーランドモザイク高浜岸壁など各地で行われている。

　同プロジェクトは、日本の文化「こいのぼり」とアメリカの絵本作家レオ・レオニ作の絵本『スイミー』の世界をモチーフにした活動で、子どもたちが自分の夢を書き記した全長10メートルの巨大鯉のぼりを5月5日（子どもの日）ごろ、神戸市内各所で掲揚。プロジェクトで集められた子どもたちの夢の数×100円が、ボランティア支援などに取り組む「大吉財団」（神戸市中央区）へと寄付される。

　期間中は、10メートルの鯉のぼりに押された小さな魚のスタンプを絵馬に見立て、子どもたちが自分の夢を描く「夢アート」や、鯉のぼりの中を通り抜けるイベントを各地で開催する。掲揚式（5月5日）では、大型40トンクレーンを使って、上空50メートルまで鯉のぼりを掲揚。和太鼓やバンド演奏、キッズチアといったステージイベントも予定されている。

　5月26日には、鯉が滝を登ると龍になるという伝説にあやかった大願成就イベントを実施。神戸市灘区の敏馬（みぬめ）神社にて、当日参加した子どもたちが協力して本年度制作した鯉のぼりを持って、石段を駆け上がる。

詳細情報