六甲南麓の自然林が残る庭園を散策

香雪美術館『庭園特別見学会』神戸市東灘区

　香雪美術館（神戸市東灘区）で、4月20日と21日に『庭園特別見学会』が開催される。

　毎年春と秋に催される同イベントでは、ガイドの説明を聞きながら、六甲南麓の自然林が残る同館の林園内を歩き、重要文化財に指定された明治、大正期の「旧村山家住宅」の外観を鑑賞できる。約5千坪の敷地内では野鳥が確認されたほか、南方系アゲハチョウの一種であるナガサキアゲハなども生息していたという。また、モチノキ、ネズミモチ、アオキなどの常緑植物を中心に約60種類の植物や、推定樹齢100年以上の大木も多数生息している。申し込みは4月2日より開始。

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