アメリカ史上、最強で最凶なチェイニー副大統領（バイス）

映画『バイス』

　『マネー・ショート 華麗なる大逆転』チームが再集結したアダム・マッケイ監督の最新作『バイス』が4月5日より公開される。

　副大統領が目立たない地位を逆手にとって大統領を操り、強大な権力をふるい、すべきでない戦争を他国に仕掛けた揚げ句、アメリカを、そして世界中を変えてしまったら…。そんなまさかの実話を描いた社会派ブラック・エンターテインメント。

＜ストーリー＞1960年代半ば、酒癖の悪い青年チェイニー（クリスチャン・ベール）がのちに妻となる恋人リン（エイミー・アダムス）に尻を叩かれ、政界への道を志す。
型破りな下院議員ドナルド・ラムズフェルド（スティーヴ・カレル）のもとで政治の表と裏を学んだチェイニーは、大統領首席補佐官、国防長官の職を経て、ジョージ・Ｗ・ブッシュ（サム・ロックウェル）政権の副大統領に就任。次第に魔力的な権力の虜になった彼は、“影の大統領”として振る舞い始める。2001年9月11日の同時多発テロ事件ではブッシュを差し置いて危機対応にあたり、あの悪名高きイラク戦争へと国を導いていく。法をねじ曲げることも、国民への情報操作もすべてチェイニーの意のままに…。

詳細情報