播州織の製品や歴史、地元特産品に出会える

播州織産地博覧会『播博』西脇市

　西脇市の旧来住家住宅周辺で5月26日に『第2回播博（ばんぱく）』が開催される。

　同市で200年以上の歴史と伝統を誇る「播州織」は、糸を先に染め、染め上った糸で柄を織る「先染織物」という手法が用いられており、自然な風合いや豊かな色彩、肌触りの良さが特徴でシャツやハンカチ、ストールなど様々な製品に加工されている。

　同イベントは播州織に触れ、産地の素晴らしさを感じることができるようにと昨年初開催され、2回目となる今回は会場エリア、出展者数を拡大して実施。当日は産元商社や機屋、生地小売店など21の出店者が生地を出品、今年は一部製品も販売される。また、スペシャル企画としてスタンプラリーやカットクロスの蔵出し販売を行う「布ノ市」、歴史に触れる写真展、手づくりワークショップなど、様々なイベントが催されるほか、播州百日どりといった地元特産品が食べられる飲食ブースも登場する。

　そのほか、同日初開催となる同市商店街の空き家を活用した月一回のマーケットイベント「〇／の市（マルブンノイチ）」では、播州織に限らず、県外のファッションブランドをはじめ雑貨、アンティーク家具、レトロおもちゃ、食品ブランド等の出店があり、あわせて楽しむことができる。

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