仲里依紗、河北麻友子、超特急ら豪華ゲストが多数出演『神戸コレクション 2019 SPRING/SUMMER』レポート

　3月3日、ワールド記念ホール（神戸市中央区）で『神戸コレクション 2019 SPRING/SUMMER-ガールズフェスティバル-』（神コレ）が開催された。今年の最新トレンドアイテムを取り入れたファッションに身を包んだ人気モデルの池田美優、河北麻友子、新川優愛、吉木千沙都らに加え、アーティストやスペシャルゲストなど総勢126人がランウェイに登場。ファッションに敏感な女性を中心とした1万4263人の来場者が集まり、オープニングからフィナーレまで超満員の盛り上がりを見せた。

　ひなまつり当日の開催となった今回は「ガールズフェスティバル」をテーマに、女性の美しさや可愛らしさを引き立てるアイテムが多数登場。初の試みとして、人気女性ファッション誌「Popteen」「CanCam」「sweet」とコラボレーションした『日清MCTオイル presents シンデレラストーリー企画』を実施。人気ファッション誌を手がける編集者たちが会場内でそれぞれ1人ずつ女性をスカウト。プロによるヘアメイクを施し、トレンド感あふれる衣装に着替え、そのままランウェイデビューさせる“シンデレラ企画”を行った。

　今回は約20のブランドが出展。ファッションショーではビッグシルエットのジャケットとショートパンツやミニスカートのセットアップや世界的トレンドとなっている“ニュアンスカラー”のプリーツスカート、ワンポイントアイテムとして流行から定番に変わりつつあるウエストポーチまで、スタイリッシュなアイテムが数多く登場した。赤いパンツスーツ姿でトップバッターを飾った新川優愛は「緊張しましたが、直前まで池田美優さんとネイルの話で盛り上がっていました」とファーストステージ終了後にホッとした表情を見せた。また、神コレ初出演でMCを担当したジャングルポケットの3人は滑らかなトークで会場を盛り上げながら、ファッションショーやシンデレラ企画ではモデルたちをエスコートした。

　特別ゲストやシークレットゲストも多数出演し、MBSラジオ「ナジャ・グランディーバのレツゴーフライデー」のPRコーナーに出演したナジャ・グランディーバは「ウォーキング中にシューズストラップが外れるというアクシデントがあったけど、気持ちよく歩けた。今日は男前も多くて帰りたくない」とコメント。雑誌ステージ「sweet」のコーナーには、スモーキーピンクのワンピースにチュールスカートをドッキングさせた“大人かわいい”ファッションで小嶋陽菜が登場。「この春はくすんだ色が気になる」と衣装へのこだわりを話した。また、ダイエーコーナーにはお笑いコンビの和牛とミキも登場しネタを披露。会場が笑いの渦に包まれていた。JRAのスペシャルステージにはファッションショーのランウェイに初めて立つという葵わかなと、イメージキャラクターのターフィーが登場。競馬好き女子を指す“UMAJO（馬女）”について熱く語った。さらにドラマ・映画『掛ケグルイ』コーナーには夢見弖ユメミ役を演じる乃木坂46の松村沙友理が登場。ピンクを基調としたチェックの衣装をまとい、作品の見どころや役どころをアピール。笑顔で声援に応えていた。

　会場の熱が一段と高まったのがライブステージ。4年ぶりの出演となった超特急は「POP」と「COOL」といった異なる表情の2ステージで会場を沸かし、さらにファッションモデルとしてランウェイでも堂々としたウォーキングを見せた。そのほか、初出演となるFANTASTICS from EXILE TRIBEやChuning Candy、Da-iCE、Little Glee Monsterなどが圧巻のパフォーマンスと美声で観客を魅了した。

　ラストステージには、今季のトレンドであるPVC素材で出来た特製の打掛を花魁風に羽織った、女優・仲里依紗が登場。世界的ファッションデザイナー・鷺森アグリとコラボし、「CHIMIRA（キメラ）道中」をテーマにした世界観を美しい映像と音楽で表現。終始冷めやらぬ熱気のまま、グランドフィナーレではモデルらが総出演し、ガールズフェスティバルの幕を閉じた。

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