降りかかるしぶきを浴びて健康祈願

伊弉諾神宮（いざなぎじんぐう）『立春湯立神楽祭』淡路市

　古事記・日本書紀の神代巻に創祀の記載がある最古の神社・伊弉諾神宮（淡路市）で2月4日、『立春湯立神楽祭』が開催される。

　同祭は、古代の裁判で熱湯に手を入れて皮膚がただれるかどうかどうかで、人物の正邪を裁判する「探湯（くがたち）」に由来。現在では、白装束に身を包んだ巫女が天地と四方を表す5つの釜に注がれた湯を清めた後、竹笹の束で釜の湯を四方に豪快に散らし邪気を払う神事となっている。訪れた人々は降りかかるしぶきを浴びて健康を祈願する。

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